前向きな言葉を使うことが大事だと言いますが、本当なんでしょうか?
ポジティブだったら仕事もプライベートもうまくいくのでしょうか?
前向きな言葉が仕事に効くかどうか
実際に、私自身は、意識的に前向きな言葉を使うようにしています。
私は自営業をしていますが、売上が悪い時などは、実は『大丈夫、大丈夫』とか『できるできる』とか、誰にも聞かれないようにブツブツ言ったりします(笑)
これは自分にハッパをかけるというよりも、『問題ないよ』と自分に言い聞かせるためです。
私自身、体育会系のような、ものすごくポジティブな態度だったり言葉を使うわけではなくて、どちらかというとボソボソとした感じです(笑)
人に対してあんまり白黒つけるようなハッキリした口調の言葉を使いません。白黒つけられることって世の中に少ないと思っているので。
それと、ビジネス上、『100%』とか、「絶対」、「間違いない」など断定した言葉を使うと後でトラブルになったりするのもいけないので、断定するようなことはあまりしないようにしています。
まあ、ただ前向きな言葉が効いているかどうかはわかりませんが、20代から40代までこうして人に雇われずに仕事を続けてこられているのは、ひとつはポジティブな言葉を使うようにしている点もあるかもしれないです。
自営業って業績に波がある場合が多いので、私の場合、これまで心が揺れる場面も多かったように思いますが、そんな時は大体前向きな言葉をブツブツ念仏のように唱えるようにしてきました(笑)
すると不思議と気持ちは落ち着くような気がしますし、問題の解決策を前向きに考えるようになる気がします。
普段使う言葉は、『運がいい』とか、『幸せ』とか、『楽しい』、『いいね』、『いけるいける』などです。断定する言葉ではなく、どちらかというと、心が前向きになる楽しい言葉を使う(唱える 笑)ようにしています。
自己肯定感を高める
そもそも私自身は就職氷河期世代で、世間から「自己責任論」を浴びせられてきたので、めちゃめちゃ自己肯定感が低い人間でした。
『自己肯定感』というのは、ありのままの自分を肯定的に捉えるというような意味です。自己肯定感が低いというのは、平たく言うと、自信がないヤツということです。
当時は『就職や物事がうまくいかないのは自分の行いや努力が足りないからだ』と世の大人たちから口々に言われたものです。
(本当はバブル崩壊の原因と責任を大人たちが放置してきたからその時代の若者がしわ寄せを受けただけなんですけどね。)
今ではそれはやっぱり自分の責任だったと思いますが、当時は若くて世間知らずでしたから、自分でそれを打破する力がなかったので難しかったですね。何というか、弱かったです。
だからますます心が弱くなるという悪循環に陥ります。本当は弱くはなくて、弱いと思い込んでいたというのが正しいかもしれないです。
そんな感じでしたから私の20代前半は本当に社会から隔絶された気分で、自信のかけらもなかったですね。
その当時はもしかしたら、無意識にマイナスな言葉ばかりを発していたかもしれないです。
30代頃に自己肯定感を高めることが大事だということを知って、ひたすらポジティブな言葉を使うようになってから随分物事がスムーズに進むようになった気もします。
ポジティブな言葉を使うというのは、自己肯定感を高める上でとても大事なことのように思います。
まとめ
本来、私は多分そんなにポジティブな方ではなかったと思いますが、意識的に前向きな言葉を使うようになったことで、心がマイナスに振れることが少なくなった気がします。
というか、今は少なくとも物事をマイナスに捉えることは少なくなりました。
自営業を長く続けられているのはこのポジティブシンキングのお陰だろうと思います。
ただし、当然ながら、ポジティブなだけで物事がうまくいくわけではなく、それなりの努力を続けることが一番なので、それは間違わないようにした方がいいです。
口ばかりで働かないポジティブ野郎じゃ周りは迷惑するだけですよね。やっぱり行動もポジティブじゃないと。もっと言うと、結果も残さないと。
それと、ポジティブなのは良いけれど、あんまり人前でポジティブ過ぎる発言をすると『ナルシスト』と思われて気持ち悪がられる場合もあるので注意しましょう(笑)
結論を言うと、多分、個人的にはポジティブな言葉は仕事や人生に効くと思います。