私は自営業をしていますが、最近、お金はつくづく難しいなと感じます。
お金を稼げなければ、稼ぐことの難しさを知りますし、稼げるとまたその扱いの難しさを実感します。
お金の難しさ
モノやサービスをお金に換えるのは難しい
私も長いこと自営業をしていますが、正直、お金を稼ぐってそう簡単ではないことだなと思います。
もしかしたら、商才がある人や、才能がある人ならたやすくお金を手にすることが可能なのかもしれないですが、私のような凡人は安定して収入を得られるようになるまで随分時間が掛かりました。
というのも、モノやサービスをお金に換えるというのは、想像以上に簡単ではないからなんですよね。
短期的、もしくは少しぐらいならお金に換えることは可能かもしれないですが、継続的に自分が提供するモノやサービスを、生活できるほどのお金に換え続けるということは本当に大変なことだなとつくづく実感しています。
お金を使うのは簡単
お金を稼ぐのはとても難しいのに、使うのはとても簡単なんですよね。。
簡単にモノやサービスに交換できるというのがお金の強みでもあり、難しいところでもあるのかな~と最近感じます。
例えば、時計が欲しいなと思ったら、ネットで調べてすぐに購入することもできますし、お金を持って百貨店などに行けばすぐに気に入った時計を売ってくれます。
小学生の子に500円ぐらい持たせてセブンイレブンにおにぎりのおつかいに行かせても、おにぎりは簡単に買えますよね。
あんなに苦労して稼いだお金は、こんなにいとも簡単に、誰にでもすぐに使えるんですよね・・・。お金って凄いですよね。
そういうこともあり、お金の使い方というのもとても大事だと思うし、難しいなと感じます。
稼いでも残るお金は・・・
それから、稼いだお金は当然税金を納めなければなりません。これは誰にも逃れられません。
自営業や個人事業主の節税対策として、例えば、イデコとか小規模企業共済などがありますが、こちらは自営業や個人事業主の老後の蓄えという立ち位置なので、当然高齢になった時に役に立つものですが、残念ながら今この時点では手持ち資金として使えません。老後に引き出すことになります。
ですので、節税対策としてイデコや小規模企業共済などに加入したとしても、手元に残るお金って思った以上に少ないなと感じることもあります(もちろん、老後の資金になるのでありがたい存在ではありますし、私個人的にはイデコも小規模企業共済も一押しです)。
また、イデコや小規模企業共済はその年の売上によって掛け金を見直しすることも必要になることもありますし、見直しのタイミングも難しいですし、出口戦略も案外難しいなとも感じます。受け取り時の株価も大事ですし、また、受け取り方によっても税金が変わってくるようなので、その辺も受け取りが近くなったら勉強しなければならないですね。
こういうことを見ると、お金の取り扱い方って簡単ではないな~と思います。
余談ですが、子供の養育費など急なお金が必要な場合がありますが、手持ちの資金で引き出し可能な運用方法としては、非課税枠のある「つみたてNISA」あたりが良いのかなと個人的には思います。
【関連記事】iDeCo(イデコ) 現役自営業が思うメリットとデメリット
まとめ
このように見ていくと、お金って本当に難しいな~と思いますね。
一つ大事なことがあるとするなら、多分、あんまり稼げていない時も、それなりに稼げた時も生活レベルを大きく変えないことかなと思いますね。
その中で、残ったお金を運用などで増やしながら、少しずつプールしていき、それなりにお金が増えた時に多少の贅沢をすればいいのかなと個人的には思います。
そうじゃないと、儲かったからと言ってパッ~と使って後から税金の支払いで苦しむということもありえますからね。
このように、自営業をするなら、お金のことはかなりシビアに考えておいた方がいいのかなと個人的には思います。サラリーマンなら源泉徴収で勝手にやってくれますが、自営業や個人事業主の場合は自分でやらなければならないですからね。税理士さんにお願いしていたとしても、お金の流れは自分で把握しておいた方が良いのかなと思います。というのも、税理士さんも沢山の顧客を抱えていたら、すべてを把握しきれていない場合もあるかもしれないですからね。
ということで、できることなら幅広くお金の勉強はしておいた方が良いのかなと思います。