パイの奪い合いって血みどろの戦いのイメージですね。
でも、小さなパイなら別に奪い合う必要なんじゃない?というのが私の考え方です。
商圏に競合がいたり、ネット販売で競合がいたり。世の中競合だらけ。
もし今は競合がいないとしても、もしその仕事が儲かるならいずれ競合は現れるはず。
視野を広げる
商売をしていると、『自分にはこれしかない』という近視眼的な見方になりがちです。
でも、そもそもが小さなパイなわけで、それを奪い合っても仕方がないとも言えます。
実は世の中には小さなパイが無数に存在しているように思います。
ひとつのパイだけを争って疲弊するよりも、ちょっと視点をずらしてみるのも良いと思います。
『自分にはこの道しかない』という考えよりもむしろ、『この道がダメでも他のやり方がある』というくらいの気軽な気持ちでいられると、案外仕事にもゆとりが生まれ、いいアイデアが浮かんだりします。
専門分野から広げる
最も簡単なのが、自分の専門分野から広げることかなと思います。
もともと専門分野の知識があるわけですから、その専門分野から少しだけ視野を広げてみると案外いいです(専門がなければまずそこから作り上げていきましょう)。
例えば、車屋さんなら当然車のことは詳しいでしょうから、車を販売する以外にも、それに付随したサービスは山ほど考えられそうです。
周囲のお店やインターネットの情報を見ながら、競合が少なくて収益性の高そうな分野が見つかれば果敢に攻めても良さそうです。
平たく言えば、他の人がやっていないことをやるということですね。
パイの奪い合いを避けて高収益を目指す
正直なところ、できるだけパイの奪い合いをしない方がいいんじゃないかと思います。
むしろ個人の場合はそんな弱者の戦略的な戦いをしないと中々食っていくのも難しいんじゃないかと思います。
パイの奪い合いをしなくなると、そんなに多くはないにしても高収益な商品やサービスがポッと見つかったりすることもあります。
そんな商品やサービスを見つけられると案外仕事が楽に回るようになります。
まとめ
個人的にも、ほとんどパイの奪い合いを避けるように仕事をしてきました。
というのも、競合が多い分野はそれだけ資金も要りますし、ガツガツした個人や会社が多いように感じます。そんな人たちに勝てる気がしません(笑)
競合とあえて争わないことで、精神的にも比較的楽に、また『それなりに』生活できるお金も稼げるのかなと思います。
もし地力がついてきたら、少しずつ競合と戦っていってもいいのかなと思います(私も少し戦っては逃げてを繰り返しながらやっています(笑)今でも基本は弱者の戦い方です)。