商売の秘訣はいろいろあると思いますが、個人的にはやっぱり『信頼されるかどうか」が一番大事なんじゃないかと思います。
商売に大切なことに、ターゲティングだとかマーケティング、商品やサービスの品質などいろいろあると思いますが、そういうものを含めてすべてが信頼されるかどうかの尺度になるのかなと思います。

ビジネス(商売)になぜ信用が大事なのか
「信頼」というのは総合力
個人的には「信頼」というのは、その会社や個人の総合力なのかなと感じます。
というのも、例えば、商品の価格が安くても品質が悪ければ信頼されるまでには至らないでしょうし、個人なら仕事ができても、不誠実なら全幅の信頼を置くほどではないですね。仕事を頼むかどうか躊躇しますね。
反対に価格が高くても、商品やサービスの品質が良ければ、信頼される場合も多いと思います。
ある意味、信頼というものが組織や個人のブランド力に繋がるのではないかと思います。
それが結果的に商品やサービスを選んで頂けるきっかけになるのかなと思います。
信用は一朝一夕では築かれない
信頼や信用というのは、すぐには築かれないと思います。
今はネットで何でも買える時代ですが、相手が見えないネットだからと言って、何でも適当にやっていいわけではないですよね。
例えば、ネットショップでフライパンを探して、一番評価が高かったので購入したのに、思いのほか粗悪品だった場合。
買った人は、そのネットショップは「粗悪品をウソをついて売る店」というレッテルを貼ってしまいますよね。
もしくは、ウソや自作自演の口コミをしているではないかと疑いますよね。
そうなると、信用は失墜して、次にまたそのお店から買おうという気は起きないですよね。
下手すると恨まれることさえあるかもしれません。
仮に、一回目に買った時は品質も良く、対応も良ければ、また次もオーダーすることがあるかもしれないですが、2度目の時は商品の品質が低下していたり、顧客対応が悪ければ一気に信用を失いますよね。
常にどんな時でも同じ品質を担保していかないと信用はすぐに低下してしまうものなのかなと思います。
相手の立場に立って考えられるか
商売で大事なのは、やはり相手の立場に立って考えられるかということだと思います。
小学校で教わるようなことです。
「これをすることで、相手がどう思うか」を先回りして考えることですね。
相手の立場よりも自分の立場を優先させすぎると、問題が起こりやすいのかなと思います。
信頼されれば仕事はうまくいく
個人的には、信頼関係ができれば、仕事はうまくいきやすいのかなと思います。
先ほどの例のように、「仕事はできるけれども、人間性がちょっと・・・」となると、相手は仕事の依頼に躊躇します。
でも、「仕事も出来て、人間性も信頼できる」となると、仕事はどんどん舞い込んで来るのかなと思います。
ただ、間違えても信頼関係が出来上がったから何をしても良いと勘違いしないことですね。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉の通り、相手を常にリスペクトする気持ちは忘れないようにしないと、傲慢になったり、態度が横柄になり、少しずつ信頼関係が崩れてしまうこともあるかもしれないです。
信頼関係を築くには、やはり小さなことをおろそかにしないことなのかなと思います。
まとめ
ビジネス(商売)になぜ信用が大事なのかについて考えてみました。
まあ、当たり前のことですね・・・。
ただ、この当たり前のことが難しいですし、それを続けるというのはもっと大変。
商売の秘訣は、常にこの当たり前のことを当たり前にやることなのかなと思います。