私自身、20代から今まで(40代)の間比較的長く商売をやっていますが、正直、商売は「それなり」というのが続いてきていましたが、今は随分楽になってきているなと感じます。
商売が少し楽になってきたのには、多少なりとも理由があるのかなと思います。
商売がうまく回り始めるきっかけ
諦めずに続けた
一番は諦めずにずっと続けてきたというのが大きいのかなと思います。
私の場合は、大学卒業時にバブル崩壊の煽りを受けて、サラリーマンになり損ねました。
ですので、背水の陣を敷いて、サラリーマンになることは諦めて「自分で飯を食う」と決めました。
それからずっと諦めずに続けられたのは大きいのかなと思います。
ただ、そもそも、私自身、商売人を志していたわけではないので、ビジネスの基本的な知識やマインドが欠落していたので、長いこと低空飛行を続けていました。
でも、少しずつ経験を積むことで、ちょっとずつではありますが、知識やプロとしてのマインドを養うことができるようになったのかなと思います。
自分の実力うんぬんというより、諦めないということは案外大事なことなのかもしれないですね。
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好きな分野で勝負している
自分の好きな分野で勝負しているのも大きいかも知れないです。
というのも、お金だけが目的で、好きではない分野で勝負しようと思っても、つまらないから続けるのが苦痛になるのかなと思います。
続けられないということは、どこかで諦めるということなので、うまくいく可能性が減ってしまうのかなと思います。
もちろん、好きな分野でも需要がないと商売は成り立たないことが多いので、その点は注意が必要ですが、基本は「好きな分野」の方が続きやすく、うまくいきやすいのかなと個人的には思います。
自分の間違いに気が付けた
若い頃は正直、「自分が自分が」という風に前のめりになっていたのかなと思いますが、今は多少は他人の意見を受け入れることができるようになったのかなと思います。
そのおかげか分からないですが、自分の間違いに気づけたり、自分の意見が正しいわけではないというのがわかったので、いろんな意見を一度咀嚼して、自分なりに解釈してみて実践してみようという気持ちになれているのかなと思います。
まあ、ただ単に年を取ってこだわりがなくなっただけの話かもしれませんが・・・。
成功体験
個人的には、失敗の体験も大切だとは思うのですが、でも、正直成功体験も大事だと思います。
というのも、成功体験を持つことで、どうしてそうなったのかを体感・実感できるからです。
「なるほどそうだったのか」という体験は個人的には結構衝撃でした。
ただそれは、宝くじのような成功体験ではなくて、頑張ってきた中で得られた成功体験のことです。
簡単に得られたものは簡単になくなりますが、時間を掛けて手にした経験は、そう簡単にはなくならないのかなと感じます。
資金的にもゆとりができた
商売が回り始めることのきっかけの大きな点のひとつに「資金のゆとり」も挙げられると思います。
結局、商売はお金が大事かなと思います。
正直、資金がカツカツだと、どうしても、ゆとりを持って商売はできないですね。私も長いこと経験しているのでよくわかります。
ですので、資金にはゆとりがあった方が良いのかなと思います。
ただ、そのお金をどういう風に活かしていくかというのも大事ですし、そのためにはやっぱりお金を動かす経験や商売を回す経験値も大事なのかなと思います。
商売をしている限りは、お金をないがしろにしてはいけないですし、お金とは真剣に向き合った方が良いと思います。
時流に乗る
それから、やっぱり時流というのも大事ですね。
「時」が来ていない商売はなかなか難しいでしょうし、需要が減り続けているか、需要がそもそもない商売も厳しいのかなと思います。
ですので、ビジネスをするなら、時流というものにも多少なりとも意識した方が良いのかなと思います。
また、今は良くても今後悪くなるビジネスもあるでしょうし、反対に時が来れば良くなるビジネスもあるでしょうから、その辺の勘所は大事なのかなと思います。
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まとめ
今回は、自分の体験から、商売がうまくいき始めるきっかけについて考えてみました。
とにかく最後は諦めないことかなと思いますね。