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仕事が忙しいということは本当に良いこと?

商売をしていると、色んな人から、挨拶のように「最近どう?忙しい?」と聞かれます。

そんな時は、大体、「まあ、そうですね」とか、「ぼちぼちですね」と答えるようにしています。

本当は大して忙しくもないのに・・・(笑)。

反対に、私自身も、「最近どう?忙しい?」と相手に聞くこともあります。

ただ、正直、「仕事が忙しい」のが仕事が順調だったり、「良いこと」というバロメーターなのかというと、個人的にはそうでもない部分もあるのかな~と思います。

ちょいビズ
今回は、仕事が忙しいことは本当に良いことかどうかについて考えてみようと思います。

仕事が忙しいということについての考察

ただ忙しいだけになっていないか

仕事が忙しいことが悪いこととは言いませんが、正直、ただ忙しいだけになってない?と思うことは多々あるのかなと思います。

それって本当に熱心にやること?と思うことだったり、本当にそれをやることで効果があるの?ということをやってみたりとか。

人によっては、商品をあちらからこちらに移して、また、いや違うとまた同じところに戻したりとか(笑)

そういうのを見るといつも、それってただの時間と労力の無駄じゃないか?と個人的には思います。

仕事をやったつもりになっているというか。

それでいつも「忙しい、忙しい」と言っている。

何の疑問も持たずに、朝から晩まで働いていることが本当に仕事をしていると言えるのかどうか。

暇なのは仕事していないってこと?

日本人の感覚でいくと、仕事が忙しいのが善で、仕事が暇なのは悪だというのが一般的なように感じます。

でも、本当かな~と個人的に思います。

私自身、正直なところ、周囲の同業者の中でも多分、屈指の「暇そうな人」かもしれないです・・・。

私自身、仕事してなさそうに見えるみたいで、10年以上前から、「仕事していないニート」みたいに言われたりすることがとても多かったです。

今でもたまにそれに近いことを言われることもありますし、同業の人からも、「どうせ奥さんに食わせてもらっているんでしょ」とか思われたりしています・・・。

奥さんには生活費以外にも毎月おこずかいまであげているのにですよ・・・。

そもそも、奥さんは一般企業の正社員ですが、彼女の収入がどれくらいあるかさえ知らないですし、頼ったこともないです・・・。

それから、(ただ忙しくしているだけの)人から上から目線で「もっと頑張れ」とか言われることもあります。正直、心の中では「君がね」と思っています・・・。本人の前では口が裂けても言えませんが。

(こういう人は大体、精神論や自分の苦労話に花を咲かせるので注意が必要ですね)

しょうもないところで波風立てたくないので、「はい。頑張ります」という感じで答えていますが。

ちなみに、私は株の運用やアフィリエイトで生活費を稼いでいるわけでもないし、ねずみ講をやっているわけでもなければ、グレーなことをやっているわけでもないです。また、親の資産があるわけでもないです。

同業者と基本的には同じことをやっていますし、ただ、効果に焦点を当てているだけなんですけどね・・・。

正直、仕事のアプローチの仕方が多分他の人と違うから仕事をしていないように見えるのかなと思います。

効率の良い方法を知っているかどうか

効率よく成果を上げられる方法を知っているかどうかというのが、大事なのかなと個人的に思います。

正直、効率というか、仕事の効果を高めようとしない限り、いつまでも同じことの繰り返しなのかなと思います。

例えば、まだ算数を知らない小さな子供に、10匹の猫が描かれたカードと3匹の猫が描かれたカードを見せて、「全部で何匹いる?」と聞くと、指で全部の猫を数えて、ようやく13匹と答えます。もしくは、数え間違て12匹とか答えることもあります。足し算を知らないので、一匹ずつ数えていくんですよね。滅茶苦茶時間が掛かります(笑)

算数を覚えれば、10+3=13と一瞬で導けますよね。

小さな子供だからまだ微笑ましい光景ですが、案外こういうことって大人でもやっている可能性があるんですよね。

大人でも、わざわざ難しい方法であくせくしながら答えを導きだそうとしている人って案外多いのかなと思います。

一番の問題は、そのやり方をずっと疑いもせずに続けてしまうことですね。

【関連記事】効率よく楽しく働く 仕事は工夫次第でもっと良くなる 

仕事のやり方の改善が大切

時間を大事にしたいと思うならば、一番大事なのは、日々仕事のやり方を改善していくことかなと思います。

仕事の効率化の本などもあるかもしれないですが、正直、そういうのって自分の仕事のスタイルに合っていないケースも多いです。

ですので、日々の仕事の中で、自分で仕事のやり方を改善していくことが大事なのかなと思います。

他人から変えてもらおうと思うのではなくて、自分で考えて、やり方を変えていくことが大事なのかなと思います。

私自身もまだまだ、より効果が上がる方法を知らないですし、これからもまだ変化していかないといけないのかなとも思います。

まあ、日々改善ですね。

ボトルネックを探す

正直、私自身も、昔から効率よく仕事をしていたわけではなくて、かなり非効率な仕事のやり方で夜遅くまで働いていた時期もあります。

それが、いつだったか、随分昔に読んだ「ザ・ゴール」という本に「ボトルネックを見つけて、それに対処することが大事だ」というようなことが書いてあり、それを思い出して実践してみてから、私の仕事の質が変わったように思います。

正直、詳しい内容は忘れてしまったのですが、この「ボトルネック」という言葉を思い出したのがきっかけで、随分仕事が楽になったような気がします。

「ボトルネック」というのは、言ってみれば、「その問題があるために、仕事が非効率になっている部分・箇所」というような意味でしょうか。

この問題が解決できればもっと仕事は効率良くなるのにな~というようなことです。

私の場合は、個人レベルでこのボトルネックを解消していますが、企業レベルでこのボトルネックを探して対処すればかなり企業の体質もよくなる可能性があるかもしれないですね。

私もこの本の内容をあまり覚えていない(浅くしか読めていない)ので、もう一度読んでみようと思います。多分今ならまた違う気付きがありそうな気がしています。

仕事の時間を調整できるようになる

最終的には、自分で仕事をする時間を調整できるようになれば良いですよね。

私の場合は、仕事が増え過ぎないように調整しています。

だから、暇そうに見えるのかなと思います。

正直、仕事は望めば幾らでもあると思いますし、増やそうと思えば増やせるのですが、あえて増やさないようにしています。

というのも、やっぱり家族との時間も大切ですし、勉強する時間も必要ですからね。

24時間の中でベストなバランスを考えていくのが大事なのかなと思います。

ただ、仕事量はそんなに多くなくても、仕事の効果だけは担保するようにしています。

それから、自分自身のキャパシティを知っていることも大事かもしれないです。

まとめ

忙しいということ自体が悪いとは言わないですが、あまりにも非効率な仕事のやり方は人生の貴重な時間の無駄遣いなんじゃないかと個人的に思います。

もちろん、非効率なことを全否定するわけでもないですし、効率ばかり求めるのは機械的でつまらないとも思います。

でも、やらなくてもいいことまでやる必要もないのかなという気もしますね。

家族との時間や、友人との時間、楽しみを持つ時間を作るためには、無駄な時間を極力減らさないといけないのかなと思います。

社会全体にとっても非効率な仕事の時間って損失なんじゃないかと思うんですよね。

少子化が進む社会なので、もっと社会全体で仕事と時間についてよく考えた方がいいんじゃないかな~と個人的に思います。

ちょいビズ

筆者紹介
☆CHOIBIZ(ちょいビズ)
40代 自営業歴 約20年
ほとんど会社に雇われずに、ゆるく楽しく(時に苦しく・・)、自活してきました。
そんな経験をもとに、会社や組織に依存せずに独立した生き方をしたい方向けに仕事の考え方や学び・勉強に関することなど、個人的に考えたことを中心に書いています。9割9分役に立たない情報と思いますが・・。
哲学・歴史・美術を中心に人生の学び直し中。
海外一人旅や海外移住(3年半)も経験。
趣味:テニス
※ちょいビズとは「ちょっとしたビジネス」という意味の自作造語です。

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