規模の大小を問わず、ビジネスで必要なことの一つに、先を予測する力があるのかなと思います。
私のような一人ビジネスの場合は、仕事の影響は家族ぐらいに限定されますが(それでも大変ですが)、従業員を雇っている会社ならなおさら影響は甚大ですね。
商売をやっている以上、リスクや不測の事態は避けられませんね。
予測する力が大切なわけ
リスクを回避できる
予測する力があるとリスクを回避できる可能性が高まるのかなと思います。
リスクにも沢山種類があって、経営判断のミスや、ターゲット市場の選択ミス、競合の参入、地政学リスク、取引先の倒産リスクなど様々で数えるときりがないくらいありますね。
個人的には、リスク管理は慎重過ぎるぐらい慎重でいいのかなと思っています。
例えば、私の場合は新型コロナウイルスが中国の武漢で発生した時、現地から発信される情報をツイッターでチェックして、数か月後に日本に来ることを予想して準備していました。日本で流行するまで2か月ぐらいタイムラグがあったので、色んな準備(資金や、仕事のやり方の見直し等)ができました。
笑われてもいいので、空振りを恐れずにリスクに備えておくのは大事なことかなと思います。
リスクに関してあわせて読みたい
利益を確保できる・損切できる
例えば、株式投資をしている人が、普段からリスク管理ができているなら、市場の動向を見ながら、ちょっと今の状況見たら売りかなとか、もう少し状況を見極めてみようというのができると思います(簡単ではないでしょうが)。
反対に、事が身近に迫るまで傍観していると、判断が遅くなればなるほど、大きな損失を出してしまう可能性も高まるかもしれないですね。大雨で近くの川が氾濫しそうになっているのに、逃げずにじっとしているのと似ていますね。
予測力を高めるには
ニュースを色んな角度から見る
自分の興味のあるニュースや利益になりそうなニュースばかりではなくて、世界で起きていいることや、社会的に問題になっていることなど色んなニュースを読んで、自分なりに分析してどういう風に動いていこうと考えることかなと思います。
誰かが考えてくれるわけではないので、自分で考えて行動することですね。
現場を見る
市場の変化を肌で感じるのは、現場かなと思います。
新聞やテレビ、インターネットの情報だけ見ていても潮流は肌で感じることはできません。
何か少し変化があるなとか、潮目が変わると感じられるのはやっぱり現場なのかなと思います。
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責任転嫁しない
テレビやインターネットなどを見ると、「国が~」とか、「〇〇が~」とか責任を他者に押し付けるコメントをよく見ますが、大抵のことは責任転嫁しても意味ないですよね。
それよりも、自分でリスクを回避する方法を考えること。
生きている限りは、様々なリスクがあるということを前提にしておかないといけないのかなと思います。
時にはリスクを天秤にかけないといけない時もありますね。それでも、自分のベストだと思う方を選んだら、責任転嫁してはいけないですね。
もちろん、回避できないリスクもあると思います。例えば、ジョギングしていたら、隕石が頭上に落ちてきたとか、歩いていたら急に後ろからブレーキがかからない自転車が坂道から猛スピードでぶつかってきたとか。そういうのはもう運が良い・悪いというレベルの話です。
そうじゃないリスクは出来るだけ自分で避けるようにしていきたいですね。
経験を積んだり、本を読んだり
商売の場合は、商品やサービスをただ売ればいいだけではなくて、人の問題だったり、お金の問題だったりイレギュラーで経験したことがないことが沢山発生します。
マニュアルみたいなものはありませんからね。
ですので、経験を積むことも大事かなと思います。
また、自分では考えの及ばないことも多々あるので、本を読んで先人から知恵を授かるというのも大事なことなのかなと思います。
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まとめ
今日は、商売と予測力について考えてみました。
先が見通しにくい世の中だからこそ、一歩でも先を見通していきたいですね。