個人事業主・自営業

オリジナル『のぼり旗』をイラストレーターで格安で自分で作る方法と工程を詳しく教えます

ちょいビズ
こんにちは!『ちょいビズ』です。

今回のテーマは『オリジナルのぼりを格安に作る方法』です。

自分好みのデザインの「のぼり旗」を作りたいと思ったことはありませんか?

今回はマイのぼりを作る方法と工程について書いてみます。

私自身、イラストレーターに関しては、素人ですので、デザインや操作方法に関しては触れていませんのであしからずご了承ください。

Windows版での紹介です。

ただ、Macでも操作は大して変わらないと思います。

オリジナルのぼり旗の制作工程を書こうと思ったきっかけについて

実際に私のお店で『のぼり旗』が必要になったのですが、既製品ではちょっとなぁというところが正直ありました。

既製品でもいいのですが、ちょこっと私のイメージとは違うんですよね

それで、のぼり旗のオリジナルデザインの作り方を紹介するページを探してみたのですが、なかなかわかりやすいページがありませんでした。

結局いろんな情報をもとに何とか作ることができたのですが、自分が実際にやってみた方法をまとめれば他の方の参考になるかな?と思い書いてみました。

ちょいビズ
私自身、小さなお店を始めたのですが、うちのお店には大きな看板がないので、お店があんまり目立たないのでどうにかしないといけないなぁと思っていました。

最初は『看板』を作ろうかなと考えたのですが、看板はかなりお金がかかるので一瞬だけ考えて却下。

看板は大きさや設置場所、デザイン費用にもよるでしょうが、最低でも10万円以上は軽くかかるはずです。

看板制作のことは、商工会で小規模事業者持続化補助金を申請してからにすることにしました。

『のぼり旗』なら比較的安く済むので、「のぼり旗でお店を目立たせる作戦」を立てました。

しがない無名個人・自営業の精一杯のゲリラ作戦です。

さて、おそらく、私と同じようにお店にインパクトがなくて困っている方も多いのではないでしょうか?

でも、そんなにお金は掛けたくないですよね?

そんな方に今回の記事はおすすめです。

既製品でもデザインがいいのは沢山あるのですが、問題は『ちょっとだけ違うんだよな・・・。』ということ。

のぼり旗のデザインを見て、『この文言はうちでは当てはまらないよな』とか、『このデザインはうちではないよな』とかいうのが多くて、なかなか決めきれずにいました。

オリジナルデザインの『のぼり旗』を作る方法

自分でデザインしてのぼり旗って作れないのかな・・・そう思い、調べてみるとAdobe イラストレーター(グラフィックデザインソフト)で、あらかじめ「オンラインのぼり旗専門サイト」に用意されたテンプレートを利用すれば、自分でデザインを作って入稿することで、比較的すぐにできるということがわかりました。

イラレ(イラストレーター)自体は遊びで20年ぐらい前に使ったことはあったので、もしやできるのでは?と思い挑戦してみました。

イラストレーターに関しては、素人に毛も生えない程度の私にもできたので、皆さんもチャレンジする価値はあるかもしれません。

格安でオリジナルデザインののぼり旗ができると嬉しいものですよ♪

ただ、全くイラストレーターがわからない方は難しいかもしれないので、そんな方には、ページの一番下に書いているセミオーダーをおすすめします。

のぼり旗のデザインを作るのに必要なもの

準備したもの

  • イラストレーター
  • のぼり旗テンプレート

イラストレーターは月額料金が掛かります。

公式サイトでは月額制で2,480円(税抜・2019年8月23日現在)です。

7日間の無料期間があります。

継続するしないに関わらずクレジットカードの登録が必要ですので、クレジットカードを準備しておいてください。

ぶっちゃけ、イラストレーターの無料期間内にデザインを完成させてAIファイルを入稿すれば、デザイン料・ソフト代は、タダでできますが、イラストレーターに慣れるのには少し時間が掛かるかもしれないので、少なくとも1か月分のお金はかかると思っておいた方がいいかもしれませんね。

もちろんそのまま継続契約してもOK。

それにしても、イラストレーターでデザインするのは超楽しいですね。

直感的にデザインができるので、のめりこんでしまいます。

のぼり旗をデザインする前に知っておきたいこと

まずは『のぼり旗』を作るにあたって知っておきたいことを以下に書いてみました。

ポイント

  • のぼり旗を立てる目的を明確にする
  • デザインはできるだけシンプルに

まず最初に、のぼり旗を立てる目的が何か?ということを明確にした方がいいです。

例えば、うどん屋さんの「のぼり旗」を作る際に、『肉ごぼううどん』をメインに売りたいのに、のぼりに『肉ごぼう・わかめ・えび天』などと複数の文字を入れてしまうと、どれを売りにしたいかが一気にぼやけてしまいます。

それに細かい文字は見えにくいと思った方がいいです。

せっかくオリジナルのノボリを作るのだから、色んな言葉を入れたくなりますが、視認性は一気に減るだろうと思います。

私のお店の場合は国道沿いで車が時速50キロぐらいで走る通りなので、できる限りシンプルな文字を入れることにしました。

ちょいビズ
通りすがりの人がサラっと読めるぐらいの文字の方がいいのかなと思います。

のぼり旗のデザイン制作の工程

さて、今回は『グッズプロ楽天市場店』で注文したのですが、このお店にのぼり旗用テンプレートが準備してあり、それをダウンロードして加工しました。

以下の楽天市場のページからダウンロードできます。

今回選んだのは、レギュラーサイズです。

一般的なサイズを希望されている方は、レギュラーサイズでいいと思います。

ダウンロードボタンを押すと、zipファイルがダウンロードされますので、ファイルを開いてください。

上記のAIファイルを開きます。

AIファイルというのは、Adobe イラストレーターで利用される画像データのファイル形式です。

クリックすると、無地ののぼり旗のテンプレートが現れました。

まずは左の長方形ツールを使って、のぼりの色を決めます。

ここではのぼりの色をオレンジにしました。

長方形ツールを使って、のぼりを全て選択して、カラーパレットから色を選べばOKです。

文字ツールを使って、『大売り出し』の文字を全面に書きました。

これは縦書きなので、文字ツールの縦書きを選ばないといけません。

色は自由に選べますし、フォントの大きさやフォント自体も明朝体やゴシック体などお好きなものを選んでください。

文字はアウトライン化する必要があります。これ重要。

アウトライン化というのは、文字を図形化することです。

これをやる理由は、自分のパソコンにフォントがあったとしても、相手のパソコンにはそのフォントがない場合もあるので、文字化け対策のためだそうです。

意味がわからない…という方もとりあえず必ずやっておきましょう。

アウトライン化のやり方

  • 『Ctrl + A』ですべてを選択。
  • 『Shift + Ctrl + O』で一括アウトライン化

あとは、お好きな写真やイラストなどを入れて完成させます。

ちょいビズ
はしょり過ぎてすみません・・・。

写真やイラストを入れる時は注意が必要です

写真の解像度は原寸で100dpi以上が必要ということです。

解像度が低いと写真やデザインが不鮮明になり、ぼやけてしまうので注意が必要です。

dpiの調べ方は、Windows10なら、写真やイラストを右クリックして、「プロパティ」を選び、「詳細」を見るとわかります。

ディスプレイ上ではきれいに見えても、印刷すると不鮮明だった・・・トホホとならないように、解像度のことはしっかりおさえておきましょう。

ネットのフリー素材などは解像度が低いものが多いです。

実際に私もいろいろと調べて素材をダウンロードしてみましたが、のぼりに使える画像は案外少なかったです。いろんなサイトを調べた挙句、以下のサイトが探しやすくていいなと思いました。

写真やイラストを入れたい方は、ベクター素材をたくさん取り扱っている、PIXTAのイラスト素材を利用するか、モノクロイラストサイトを利用するのがおすすめです。

モノクロイラストサイトの方は、AIファイルも無料配布しているので、かなり便利ですし、実際に私も使わせて頂きました。

イラストレーターの設定でとても大事なこと

  • カラーモードというものがあるのですが、CMYKで保存しないといけないということです。『ファイル』→『ドキュメントのカラーモード』で確認できます。
  • テンプレートを保存する際は、『ファイル』→『別名で保存』→『PDF互換ファイルを作成』をチェックしてください。

これで、完成です。

デザインやのぼりに表示したい言葉はいろいろとご自身で工夫なさってください。

個人的にはシンプルが一番だと思います。

ぶっちゃけ私は素人ですから、イラストレーターの操作方法やルールについては詳しくわかりません。

ただ、実際に私が数種類のデザインのテンプレートを自分で作って、のぼり旗制作会社にAIファイルをメールで送り、一回で入稿OKを頂き、その日にオーダーできました。めちゃめちゃ早かったです。

ちょいビズ
本業の忙しい合間にやったので、さすがにデザインが決まるまでに数日間掛かりましたが、思いのほかサクサクとマイのぼりを作ることができました。 すごいことですよね。感動しました。

ちなみに、イラストレーター以外でも優秀なアプリは増えてきましたが、そのようなアプリではAIファイルをCMYKで保存できないようなので、のぼり旗制作に関しては、現時点ではadobeのイラストレーター一択のようです。

私が今回自分でデザインをして制作して頂いたのは、グッズプロという会社です。仕事も早くて対応も素晴らしいです。

既製品のノボリ旗の一部を自分の好きな文章やデザインにしてくれるサービスもしているので、今回紹介したイラストレーターでデザインを作るやり方が難しいようでしたら、セミオーダーをお願いするのもいいと思います。そちらも格安ですよ。コスパ良すぎるやろって思います。

以下はセミオーダーのページです。

既成の「のぼり」に社名・店舗名・電話番号などを入れるサービスもやってあるようですよ。

ちなみに、デザイン制作依頼する場合は別途費用がかかるようです。

以下は「デザイン制作依頼」もしくは「オリジナルデザインの入稿」ができページです。

ちょいビズ
このページを参考にして、満足いく「オリジナルのぼり」を作って下さいね。私はオリジナルのぼり4枚と、のぼり用ポール3本と土台3個ををいっしょに買って10,000円ほどでした。10,000円以上で送料無料になるので更にお得でしたよ。

 

ちょいビズ

筆者紹介
☆CHOIBIZ(ちょいビズ)
40代 自営業歴 約20年
ほとんど会社に雇われずに、ゆるく楽しく(時に苦しく・・)、自活してきました。
そんな経験をもとに、会社や組織に依存せずに独立した生き方をしたい方向けに仕事の考え方や学び・勉強に関することなど、個人的に考えたことを中心に書いています。9割9分役に立たない情報と思いますが・・。
哲学・歴史・美術を中心に人生の学び直し中。
海外一人旅や海外移住(3年半)も経験。
趣味:テニス
※ちょいビズとは「ちょっとしたビジネス」という意味の自作造語です。

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