私自身、仕事があんまりうまくいかないな~と感じていた時は、決まって心の柔軟性が欠けていたように感じます。
何というか、自分で勝手に物事を決めつけて失敗したりとか、自分の少ない経験や知識だけで判断して可能性を潰したりということは過去にも結構あったかなと思います。
そう考えると、固定観念が強すぎたり、柔軟性が乏しかったりすると、案外仕事に大きな悪影響を及ぼすのかなと感じます。
仕事って日々変化するものですし、相手は目に見えるか見えないかは別として、いろんな人が介在しているわけですから、やっぱりそれに合わせて、柔軟に対処していきたいですね。
柔軟な姿勢で仕事と向かい合うには
決めつけない
生きていると、固定観念というのはどうしても形成されてしまうのかなと思います。
子育てをしていると、子供って本当に頭が柔軟で、大人では考えもつかない発想で物事を捉えているんだな~と気づかされますが、そのうち社会性が身に付くに従って、段々固定観念が知らないうちに身についていってしまうのかなと思います。
社会性それ自体が悪いわけではないと思いますが、どうしても私たち人間というのは、経験や知識というものに囚われがちになってしまうのかなとは思いますね。
ですので、全く固定観念がない人など逆にいないのかなとは思います。
ただ、それが度を過ぎるとちょっと厄介かなとも思いますね。
固定観念でガチガチになってしまうと、他人の意見は受け入れにくくなりますし、新しい発想も生まれにくくなるのなかと思います。
そのような人と接するのは正直苦痛でしかないですね。
決めつけを止める一つの方法としては、いつもやっていることを疑ってみることも効果的かなと思います。
例えば、いつも同じお店にランチに行っているなら、違うお店に行ってみるとか、同じ店に行くにしても、いつもと違う料理を注文するとか、そういう風にして、自分の固定観念を壊していくのも案外大事かもしれないですね。
自分の日常に少しでも変化を加えてみることで、頭を柔軟にしていくというのもありなのかもしれないですね。
人の話に耳を傾けてみる
それから大事なのが、人の話に耳を傾けてみることかなと思います。
人の話を真剣に聴くというのも案外大変なことかなと思います。
自分ではその人の意見が受け入れがたいものであっても、少しでも参考になる箇所はないかとか、学べるところはないかという姿勢を持つことで、実際にその人から色んなことを吸収することは可能なのかなと思います。
自分を過信しない
それから、自分自身を過信するのも良くないですね。
ある程度年を取るとどうしても経験があるので、自分の経験と照らし合わせて、出来るわけないとか、そんなのおかしいとか色眼鏡で判断しやすくなるのかなと思います。
また自信の度が過ぎると、自分の考えが「100パーセント正しい」とか「間違いない」というような発想になりがちで、他者の意見を一切受け入れなくなり、あらぬ方向に向かってしまうこともあるのかなと思います。
世の中に100%正しいことなんて多分ないと思いますし、自分がいつも正しいとは限らないという気持ちはあった方が良いのかなとは思います。
金銭的なゆとりも大事
それから、正直、金銭的なゆとりも大事なのかなと思います。
というのも、お金にゆとりがないとどうしても視野が狭くなるというか、あくせくして周囲が見えにくくなるのかなと思います。
これは私も経験済みです。実際に私のように自営業をしていると、お金の問題は死活問題ですし、お金を稼ぐために必死なのはいいのですが、そうすると、それが本当に正しい方法なのかということを考えるゆとりさえもなくなったりするんですよね。
また、雇われる側だと、本当は今の仕事が向いていないのに、お金が必要なので辞められないとかあるかもしれないですね。
本当は他にも良い方法や効率の良い方法があるかもしれないのに、お金を稼ぐのに必死過ぎて周囲が見えくなってしまいがちのような気もします。ですので、やはり金銭的なゆとりはある程度あった方がいいと感じます。
金銭的なゆとりを持つには、まずは安定的にお金を稼いで、少しでも貯金をして将来の不安を減らしていくことが大事なのかなと思います。
その中で、一部を投資に回していくなりしていけば、将来の不安も随分和らぐのかなと思います。
それが心のゆとりになり、柔軟性のある考え方にも繋がる場合もあるのかなと思います。
本を読んだり映画を観たりする
また、柔軟な心を持つには、いろんな本や映画を観たりするのも良いのかなと思います。
自分の知らない世界や考え方に触れることで、自分がいかにちっぽけかや、知らないことがいかに多いかなどを確認することも大事な気がします。
サラっと書いていますが、本当に大事だと個人的には思います。
いろんな人と接する
それから、会社の同僚や同業者などとばかり接していないで、いろんなタイプや業種の人と接するのも大事なのかなと思います。
もしくは、外国人だとか。
そうすることで、自分の知らない世界を知ることもできますし、自分の考えがすべてではないと知ることもできるのかなと思います。
居心地は良いかも知れないですが、考え方が同じ人とばかり付き合わないというのも大事かもしれないですね。
ただ、合わない人と四六時中一緒にいるのは辛いので、たまにそのような人とも接するくらいでもいいかも知れないですが。
旅をする
それから、国内、海外問わず、旅をすることも良いのかなと思います。
旅をすることで、視野が広がったり、自分の生きている世界だけが世界ではないんだと気が付けるのは大きいのかなと思います。
文化や習慣が違ったり、考え方の違いを知ることは生き方に柔軟性を持たせるのには良いのかなと思います。
個人的には、若い頃国内をヒッチハイク旅をしたり、海外一人旅をしたり、海外暮らしを経験したことは結構大事な経験だったように感じます。
まとめ
今回は、柔軟な姿勢で仕事と向かい合うにはということについて考えてみました。
個人的は、心が硬直化してしまうと、面白い発想や、他者を受け入れるという気持ちがなくなるので、あんまり良くないかなと思います。
ですので、できるだけ自分の考えばかりに固執し過ぎない方が良いのかなとは思いますね。
もちろん、柔軟性の他に、信念というのも大事でしょうから、その辺りのさじ加減を調整しながら、仕事と向き合っていくと良いのかなと感じます。