個人事業主・自営業 仕事

副業や所得が少ない個人事業主の方も確定申告はやった方がいい

年末になって慌ただしくなってきました。

年末というと、個人事業主の方や副業中の方の場合は決算時期になりますね。

私自身も、このところ決算なので、税理士さんのところに行ったりで慌ただしいです。

ところで、副業をやっている人や、収入が少ない個人事業主の方など(年間所得が20万円以上)は確定申告をやらなくても良いか?というとそれはノーかなと思います。

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今回は、私の経験上、収入が少なくても確定申告は確実にやった方がいい理由について考えてみました。

収入が少なくても確定申告はやった方がいい理由

キャッシュフローを学べる

難しい言葉を使いましたが、キャッシュフローというのは、お金の流れのことです。

仮に副業で儲かっていなくても、そのうち独立予定だったり、もっと沢山稼ぐ予定の人の場合、確定申告はスルーすることなくやった方がいいと個人的には思います。

というのも、私も独立前の副業をやっていた頃から、毎年確定申告をやっていたのですが、毎年やる確定申告の経験はかなり大事なのかなと感じているからです。

副業や小規模な仕事だとしても、事業としてやろうと思うのであれば、確定申告の流れや、税金がどのように計算されるかなどは知っておいた方が良いと思います。

儲かってから急に確定申告を始めてしまうと、税金がどれくらい掛かるかも知らない状態ですし、儲かっているからと沢山お金を使ってしまった後に、ドンと税金を払うことになったら正直目も当てられません。。。

急に儲かった人が、お金を使い過ぎて税金を払えないということは結構多く聞く話ですね。

キャッシュフローを知るためにも、できるだけ早めに確定申告の流れは知っておいた方が良いのかなと感じます。

仕事が少しずつ軌道に乗ってきた際に、キャッシュフローに無頓着なのは、ある意味、商売をやる上で致命的かなとも思います。

ですので、少しずつ経験を積んでいくことは大事かなと思います。

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簿記を学んだりすることもおすすめです。

収入が少ないと還付される場合もある

赤字の場合や控除額が大きい場合は、所得税が還付されることもあるんですよね。

つまりお金が戻ってくる場合もあるということです。

ですので、収入が少なくて確定申告する必要がないと思っている人も実はやるとお得な場合もあるんです。

申告しないと追徴課税も

確定申告しないと、最悪の場合、追徴課税を課せられる場合もあります。

せっかく稼いだお金を持っていかれるというのはもったいないですね。

副業でも年間20万円以上の所得があった方は確定申告の必要がありますし、沢山稼いだのに確定申告をしていなかったら、後から目が飛び出るくらいの追徴課税を払う羽目になる可能性もありますね。

一年の振り返りになる

それから、やはり1年間の振り返りになるというのも大きいのかなと思います。

決算書は自分がどれくらい稼げたかを知る通信簿みたいなものなので、それを元に、次の年の計画や改善策を考えることは大事なのかなと思います。

少なくとも、数字は客観的な指標になりますね。

まとめ

確定申告は2月からなので、慌てる必要はありませんが(この記事を読んでいる時期にもよりますが)、少しずつ準備しておいた方が良いのかなと思います。

特に、もし利益が上がっている方などは、ふるさと納税等も活用したいところですし、経費がどれくらい掛かったかもチェックしておくと良いのかなと思います。

税金がどれくらい掛かるかも、ある程度計算に入れておくことも大事なことですね。

【あわせて読みたい】ふるさと納税の返礼品は何がお得なんでしょう

↑私が長いことお世話になっていた書籍です。申告ソフト付きなので便利です。これ一冊とパソコンがあれば確定申告まで出来てしまいます。

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筆者紹介
☆CHOIBIZ(ちょいビズ)
40代 自営業歴 約20年
ほとんど会社に雇われずに、ゆるく楽しく(時に苦しく・・)、自活してきました。
そんな経験をもとに、会社や組織に依存せずに独立した生き方をしたい方向けに仕事の考え方や学び・勉強に関することなど、個人的に考えたことを中心に書いています。9割9分役に立たない情報と思いますが・・。
哲学・歴史・美術を中心に人生の学び直し中。
海外一人旅や海外移住(3年半)も経験。
趣味:テニス
※ちょいビズとは「ちょっとしたビジネス」という意味の自作造語です。

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