世の中の状況が混沌さを増していますね。
コロナや気候変動による大雨など、世の中いろんなことが起きていますね。
でも、個人的にはそもそも、世の中って不確実なものなのかなとも思います。
世の中に確かなものなんてひとつも無いですよね。
私が自営業を長年やってきて常に不確実な状況にいるからそういう思いが強いのかもしれないですが。。

不確実な世界で生きるには
世の中はもともと不確実
世の中はもともと確実なものなんてないのかなと思います。
例えば、70年以上前までは日本は戦争をしていた国ですし、日中戦争から終戦までの日本人の死者は300万人を超えると言われています。
今でこそ、私たちは平和な暮らしを謳歌していますが、たった70年以上前はそんな世界だったわけで、これから先も本当はよくわからないというのが正しいのかなと思います。

また、大正生まれで、海軍で東南アジアで米軍と戦ったおじいちゃんと話をしたのですが、車がこんなに走る時代になるとは思いもしなかったと言っていました。「わしゃもう浦島太郎だよ」と言っていました。
個人的には、小さな頃は、自分が就職氷河期にぶつかって就職に困るとは思いもしなかったですし、こんなにインターネットが普及して自由に発信したり、自分がネットを活用して食っていくとは思いもしなかったです。
それくらい、未来ってそうそう簡単には予測できるものではないかなと思います。
今まで通りという幻想を捨てる
非常時でも今まで通りに事が済むと思わない方がいいのかなと思います。
どんな状況下でも平常運転をしようとする人もいますが、平時でもない時に平常運転しようと思っても無理があるというものですよね。
それなのに、平常運転をゴリ押ししようとすると、どこかで軋轢が生まれて無理が生じるのかなと思います。
人って安定や、いつも通りのことを求めがちですが、それは非常時には無理というものですよね。
非常時には非常時のやり方があるのかなと思います。
諸行無常
仏教の言葉に「諸行無常」という言葉があります。日本人なら一度は聞いたことがある言葉ですよね。
『万物はいつも流転し、変化・消滅がたえないこと』という意味だそうです。
この言葉こそがすべてなのかなと思います。

その中でも特に、仏教の言葉の「諸行無常」という言葉が強く心に残りました。
歴史から学ぶ
私自身、最近日本や世界の歴史に関する書籍を読んでいるのですが、歴史を読むと、世の中は本当にこれまで様々な出来事が起こっていることがわかります。
ある意味、私たちは歴史の一部分しか目撃していないので、何かあると右往左往してしまいますが、歴史を学んでみると、案外今と同じようなことはよく起こっているし、これからも起こるのかなと思います。
そういう意味では、人類が積み上げてきた歴史から学ぶことも大事なのかなと思います。
プラスの面を見る
先述の通り、幸運にも今は日本は戦争もなく平和な暮らしができているのは本当にありがたいことですよね。
また、医学の発展によって、100年前は不治の病だったとしても、現代の医学であれば治る病気も多くなりましたよね。
また、インターネットのお陰で様々な情報が簡単に入るようになったし、生活は格段によくなったはずですよね。
なのに、人によっては、あれが足りない、これが足りないと悪い面ばかり見てしまい、不満ばかり。
そうじゃなくて、今あるプラスの面に目を向けることが大事じゃないかなと個人的には思います。
身の回りのリスクを減らしていく
安心して暮らすには、遠いどこかの事や人ばかりに捉われるのではなくて、自分の足元を見ることかなと思います。
政治が悪いとか、他人が悪いとか、もちろん、そういうことも多々あるのかもしれないですが、それよりも、自分の身の回りのリスクを自分で減らす努力をすることも大事なのかなと思います。
例えば、日ごろから仕事のリスクに対応しやすい体制にするとか、災害に遭いにくい土地に住むとか、健康に気をつけるとか、お金の無駄遣いをしないとか。いろんな身の回りのリスクを予測して対応いくことも大事なのかなと思います。
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まとめ
確かに難しい世の中ですが、それでも日本に関して言えば、数十年前よりも生き方の選択肢は増えたと思うし、やり方によっては面白い世の中なのかなと個人的には思います。