商売をしていると、お客さんや同業者、ビジネス関係者等との関係で悩むことがあります。
特に、自分の距離感と相手の距離感が合わない時にその問題が起こるように感じます。
人との距離感を保つことの大切さ
距離感次第では大きなストレスになる
私自身は基本的に自分から営業したり、誰かに近づいていくことはほとんどないのですが、相手が距離感を縮めてくると厄介だな~と感じることがありました。
基本的に自分自身は心をオープンにしていることが多かったので、人の懷までズカズカと入ってくる人が結構いました。
以前は自分の商売にとって自分の心をオープンにしておいた方が良いかなと思い(性格的にもオープンな方)、出来る限りオープンにしておいたのですが、あまりにも酷い人に出くわしたことがきっかけで、それ以来あまり心をオープンにし過ぎないようにしました。
まあ、そちらの方が気楽ですね。今はかなり付き合う人を厳選しています。
ただ若い頃は経験と思って色んな人と関わるようにした方が良い面もあるのかなと思います。
というのも、若い頃は多くの人と関わってみて、人の良し悪しを見抜けるようになることは大事なことかなと思います。
かと言って、ちょっとおかしいと感じる人とは若い頃から関わらない方が無難なのかとも思います。
若い頃は、色んな人と関わってみて経験を積んで、年を取るにつれて厳選して付き合うようにすれば良いのかなと個人的には思います。
電話・メール・LINE・SNSの距離感
個人的には連絡のツールでの距離感にはとても気をつかいます。
若い人は年配の人ほど電話を利用する機会が多くないようですが、年配のお客さん等は電話中心の人が多く、少し仲良くなると、たまに閉口するような要求をしてきて困ることが多かったです。
そういう人はあえて要求を聞かないでスルーするというのもありかと思います。すべてに関わっていたら身が持たないですからね。
私の場合、メールは今はほとんど使わないですが、最近はLINEに関しては結構面倒なことが多い印象です。
少し親しくなると、こちらの都合に関係なく、一方的に自分のやりたいことや営業、主義主張を送って来る人もいて正直嫌ですね。
そのようなやり方は長期的にはマイナスなことが多いと個人的には思いますけどね。
プライバシーを保つ
プライバシーを保つことも大事なことかなと思います。
私の場合、半分在宅ワークのような感じの働き方をしているのですが、実はお店兼オフィスのようなところを自宅の近くに借りています。
というのも、自宅をオフィスにしてしまうと、自宅にお客さんが来られたりした場合、プライバシーが保たれません。
わざわざオフィスを賃貸するとお金が掛かるというデメリットもありますが、仕事で不特定多数の人と関わるのでトラブル防止のためにもプライバシーを保つことは大切なことかなと思います。
相手をよく見てから付き合う
一度や二度会っただけでその人が良い人かどうかはわからないのかなと思います。
できれば新しく知り合った人とは、年単位でその人のことを見ていくというようなスタンスが良いのかなと思います。
相手のバックグラウンドとか、周囲からの評価など多方面から見ていかないとわからないことって多いですよね。
反対に、自分もそんな感じで人から見られているということも忘れないようにしたいですね。
経験上、一番やってはいけないのが、一気に人と距離を縮めることかなと思います。
実際、私は以前(バックグラウンドのわからない人に一気に距離を縮められて)辛い目に遭ったので正直凝りました・・・。
おかしいと思ったら少しずつ距離を取る
個人的には、ちょっとこの人おかしいなとか、付き合うことにストレスを感じ始めたら、少しずつ距離を置くようにしています。
付き合い方を変えるという感じです。
一気に距離を取ると相手を嫌な気分にさせたり、トラブルになる恐れもあるので、段々距離を置くと良いのかなと思います。
ストレスを感じ続けるのは体に毒ですね。
まとめ
人間関係なので、正直思うようにならないことも多いですし、難しいですが、あまりにストレスが溜まるようなら、やはり距離を置くなどの処置が必要だろうと思います。
反対に言うと、もし自分がお客さんに自分の一方的な感情だけでアプローチしているなら、それは知らず知らずのうちに相手にストレスを掛けているかもしれないと思った方が良いかもしれないですね。
いずれにしても、ビジネスに関しても、人と人との距離感は適切に保たないと、いろんな問題が起こりやすくなるのかなと感じます。