誰でも早く目に見える成果が欲しいものでしょうし、長いこと苦労をしたくないというのは普通の考え方だと思います。
でも、個人的には、商売を長年やっていますが、何だかんだ言っても過程(プロセス)は大事かなと感じています。
でも、どうして過程がそんなに大事だと言われるんでしょう?
プロセスが大事な理由
考えたことが糧になる
商売をしていると、「ああでもない。こうでもない」と考えることがとても多いです。
私の場合は、特に最初の10年ぐらいは特に本当にいろいろと考えました。今でもまだ考えてはいますが。
個人的には、その考えるというプロセスが大事なのかなと思います。
トコトン試行錯誤することで、それが仮にうまくいかなくても、他のどこかで繋がってくることもあるのかなと思います。
失敗から学ぶことも多い
商売をしていると、大小の失敗は付き物だろうと思いますが、失敗もバカにはならないのかなと思います。
失敗することで、心底反省するというか、失敗を次に繋げようと思いますからね。
特にお金の掛かった失敗は結構辛くて、二度と同じ過ちは犯さないと思いますね(笑)
それから、お客さんを怒らせた時もかなり堪えます。。
ただ、そういうことを繰り返すことで、仕事の大変さや大切さを身に染みて感じることができるのかなと思います。
それから、商売は甘くないということもよくわかります。そういう気付きも大事ですね。
プロセスがなくうまくいってしまうと、「俺ってすごくない?」と勘違いしてしまう恐れもありますね。
うまくいくことが悪いのではなくて、ちょっとうまくいったからと言って、調子に乗ってしまうことが怖いですね。
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成果までの道筋を肌で理解できる
プロセスを大切にすると、成果までの道筋が自分の血肉になるのかなと思います。
例えば、宝くじを買う場合は、買った券がたまたま当たったとしても、それをまた同じように再現することは難しいと思います。それはプロセス(過程)がないから。もちろん、買わないと当たらないのは確かですが、宝くじの場合は、当たるも八卦当たらぬも八卦という感じですかね。
反対に、プロセスを重視して仕事をしていると、成果が出るまでにとても長い時間が掛かるかもしれないですが、成果が出始めたら後がとても楽になるのかなと思います。
というもの、成果までのプロセスを知り尽くしているので、再現性が高いのかなと思います。
再現性が高いというのは、そのやり方をすれば同じように何度も成果を出しやすくなるということです。
もちろん、変化の早い世の中なので、同じことをやっていれば安泰ということはないかもしれないですが、一度確立したやり方は他でも応用や転用が可能なのかなと思います。
そういう意味では、大きな財産に成り得るのかなと思います。
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まとめ
もちろん、プロとして仕事をしている以上、成果を上げることはとても大事だということに異論はありません。
ただ、過程を意識して仕事することは、それなりに大きな恩恵もあるのかな(特に継続していくと)と個人的には思います。
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