今回の記事はこんな人におすすめ
- 郵便局のスマホ割のいいところと悪いところを知りたい人
- 頻繁にゆうパックを郵便局から発送する個人や会社の人
- 送料(運賃)の領収書をペーパーレス化したい個人事業主や自営業の人
私自身、自営業を始めてから、10年近くずっと郵便局のゆうパックを利用してきたのですが、実は今日この記事を書いている日に、ゆうパックの手書きラベルをやめました。
今まで特約契約の後納で支払いしていたのですが、もうその必要もほとんどなくなりました(ただ集荷の時はラベルは必要でスマホ割は利用できません)。
最近はもっぱらクリックポストで送ることが多くなり、以前よりゆうパックで発送する量も減ったので、ポスト投函もしくは郵便局から発送することが多くなったからです。
と、そんな私の身の上話はどうでもいいのですが、今回はスマホ割を使った感想と、いい点、悪い点について実際の現役利用者目線で書いてみます。
今回のポイントは「ペーパーレス」と「キャッシュレス」ですかね。
ゆうパックのスマホ割のメリット
ゆうパックのラベルの手書きが必要ない
ゆうパックのラベルを手書きするのってめちゃめちゃ面倒じゃないですか?
私の場合は発送元はラベル印字してもらっていたので、「ご依頼主」の欄は書く必要がなく、「お届け先」だけ書けばよかったですが、それでも「この不毛な作業はどうにかならんものか?」と思っていました。
でも、このスマホ割はゆうパックのスマホ専用アプリで「お届け先」の住所や名前、電話番号を記入するだけなので、手書きの手間は少し省けるようになりました。
クレジットカード決済なのでポイントがつく
もう一つ大事なことが、スマホ割はクレジットカード決済できるので、送料の支払い分にクレジットカードの「ポイント」もしくは「マイル」がつくんです。
これは地味にありがたいです。
私の場合は、ゆうパックは月に何度も必ず利用するサービスなので、それにポイントが付くのはありがたいです。
今までは、いくらゆうパックを利用しても何にもポイントがつくことはありませんでしたからね。
年間の利用量が多ければ多いほど、ポイントが貯まるので少しずつお得ということですね。
ちなみに、クレジットカードはまとめた方が絶対にお得です。
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確定申告用にペーパーレス化できる
正直、ゆうパックを窓口で現金で支払うと、紙のレシートがめちゃくちゃ溜まるんですよね。
それを確定申告の時に整理して・・・というのが超めんどくさい。
日ごろからやっとけと言われそうですが・・・。
後納の場合は、月の中旬頃に前月利用分の振り込み用紙が送られて来るのでそれで支払いすればいいのですが、その支払いを忘れそうになったり、後で毎月の送料を集計するのも地味に面倒だと思っていました。
でも、スマホ割ならクレジットカード決済なので、クラウド会計ソフト「マネーフォワード」と事業用のクレジットカードを連携させるとスムーズに確定申告が可能になるので便利です。
わざわざ年間の送料の合計を計算して会計ソフトに打ち込む手間も省けます。
送料のレシートのペーパーレスができるということです。
ラベル印字代が掛からない
郵便局にゆうパックの「ご依頼主」のラベル印刷をお願いしている人もいると思いますが、その必要もなくなりますし、ラベル印刷も今はお金がかかるので、もったいないですが、スマホ割ならラベル印刷代も掛かりません。
ゆうパック基本運賃から180円割引
表題通り、郵便局に荷物を自分で持って行き、スマホ割で支払えば、運賃が180円安くなります。
最近は特約でも割引率が低くなったので、180円安くなるスマホ割でもいいかなと思います。
ゆうパックのスマホ割のデメリット
郵便局の窓口でしか受け付けていない
最大のデメリットは、スマホ割は郵便窓口でしか受け付けていないということです。
そもそも持ち込みするのが面倒な人や、近くに郵便局がない人には向いていないですね。
集荷では対応していないのはかなりのマイナスポイントだと思います。
スマホアプリの入力が案外面倒
スマホのアプリをインストールして、相手先の住所などを入力するのですが、これも案外面倒です。
クリックひとつで住所が入力できればいいですが、それは難しいです。
全部スマホで入力するのですが、誤字脱字がないか心配になります。
郵便窓口の効率が悪くて時間がかかる
スマホのレビューにもあったのですが、郵便窓口の効率が悪いように思いました。
スマホで作ったデータをもとにラベルを印刷して荷物に貼るのですが、そのラベルを受け付けの人がビリビリと切っていました。
その作業は必要なのかもしれないけど、はたから見たら、もう少し仕組みを変えれば効率化できるんじゃないか?と思いました。
よくあるシステムを作った人と現場との間隔の乖離(かいり)というやつじゃないだろうか?と思います。
効率が悪いので、窓口で現金で支払うのと同じか、それ以上に時間が掛かる印象です。こちらは控えをもらわなければいけないので、待たなければいけないのですが、それって時間の無駄だと思います。
そのうちシステムの改善はされるのでしょうか??
完全なペーパーレスではない
個人的にはペーパーレスを目指しているんですが、一応、スマホ割を受け付けたという「e発送サービス受付確認票」と「ご依頼主控え」を受け取ります。
まあ、控えなので捨ててもいいのですが、完全なペーパーレスとはいかないですね。
同じ郵便局のクリックポストの場合は、レシートは出ないペーパーレスで便利だと思います。
まとめ
このスマホ割は人を選ぶサービスだなとは思います。
個人でたまにしかゆうパックを利用しない人ならあまりお得感はないし、わざわざアプリを入れることもないように思います。
ただ、ヘビーユーザーやミドルユーザーのように、頻繁に郵便局でゆうパックを差し出す人にとっては結構便利なサービスかなと思います。
個人的には、スマホ割は「ペーパーレス化」できて、「キャッシュレス化(クレジットカード払い」できて、「ポイント化」できて、「確定申告が楽になる」のでこのサービスは便利かな~と思います。
上の確定申告のところで紹介したクラウド会計ソフト「マネーフォワード」は送料を含む事業の経費などを支払うクレジットカードと連携できるので、ペーパーレスで確定申告をするには便利なサービスなのでおすすめですよ。