個人事業主・自営業 仕事

商売で感謝を忘れると・・・

商売はお金を稼ぐことが主な目的ではありますが、個人的に忘れてはいけないと思うのは、「感謝の気持ち」ですね。

大体、この「感謝」を忘れたり、おろそかにしている人は次第に業績が悪くなったり、そもそも浮き上がることもできないんじゃないかと考えます。

ちょいビズ
何故かというと。。

今回は、「商売をする人が感謝を忘れてはいけない理由」について考えてみました。

商売をする人が感謝を忘れてはいけない理由

お金は「人」から頂くもの

商売をしてお金を頂くのは、まぎれもなく「人」からですよね。犬からお金を頂く人はいませんよね。

これを直視しないというか、理解していない人は難しいかなと思います。

商売がうまくいっていない人や落ちぶれる人は、自分の実力ですべてが回っていると勘違いしがちの人が多いように感じます。

自分の技術や知識、商才があるからうまくいっているんだと思いがち。

昔の自分もそんなところがありました。だからよくわかります。自分も勘違いしていましたから・・・。

でも、お客さんは実はそんな知識とか技術とかいう視点でその人を見ていない場合も多々あるんですよね。

 

例えば、ラーメンの味が同じぐらいの店が近くに2店舗あった場合、ご自身なら、どんなところを見て、行く店を決めるでしょうか?

私の場合は、例えば、車が駐車しやすいとか、食事後にありがとうございましたと大きな声で言ってくれるだとか、オーダーの取り間違いがないとか、コップや器、トイレが清潔だとかそんなところですね。

なぜ車の駐車スペースが関係あるかと言うと、それだけでもお客さんに気持ちよく来店してもらおうという気持ちがあるからそのような場所に店舗を構えることを選んだはずで、必ずそこには意味があるはずなんですよね。

反対に、駐車スペースが狭いなどの場合は、最初から客を入れる気ないやろ?と思いますよね。まあ、隠れ家的な店なら良いですが。

そういう実は相手への細かな気遣いみたいなものがないと商売は厳しいのかなと思います。

「あの店はそこそこ旨いけど、器が汚いからな~」とか、「食べた後にありがとうを言わないから感じ悪い」とか思われたらお終いです・・・。

実際によくあることなんですが、私は存在感がないからか、追加オーダーをしてもお店の人に忘れられたり、客が少ないのに、店員が奥で喋りこんでいて、帰り際に「ありがとうございました」を言われないケースが結構あります。

そのようなお店は自然と足が遠のきますよね。

一番最悪だったのは、私しか客がいないのに、オーダーを伝えたのに、厨房の若い男女がペチャクチャ喋っていて、完全に注文を忘れられたというのがありました。しばらく経ってこちらから声を掛けて初めて気づくという・・・。

商売なめてますね・・・。その店はしばらくして無くなりましたが、そういうのが予兆だったのかなと思います。

実はお客さんってそんな小さなところで利用するしないを判断しているんじゃないかと思います(客が一人しかいないのに、オーダーを忘れるのは致命的な問題ですが。。)。

ですので、小さなことをおろそかにする人は自ずと難しくなるのかなと個人的には思います。

反対に、お客さんのことを先回りして考えられれば商売がうまくいかないなんてことは無くなるんじゃないかと思います。

感謝を忘れると仕事が回ってこなくなる

感謝を忘れると仕事が回ってこないという問題。

人が仕事を持ってきてくれるのが当たり前という気持ちで仕事をやっていると、いつの間にか感謝の気持ちを忘れてしまいがちなのかなと思います。

そうすると、周囲からは「あいつ、やってもらって当たり前かよ」という声が漏れ出てきたりします。

これって自分では気づけないことも多々あるようで厄介ですが、実はとても大事なことだと思います。

人がやってくれて当たり前という考え方が身に付いてしまうと、人が仕事を持ってきてくれていることに気が付けずに、段々商売が尻すぼみになっていってしまうのかなと思います。

本当に気づけないとマズイです。

相手の気持ちを想像してみる

相手の気持ちを想像してみることが大事だと思います。

例えば、常連のお客さんがいたとして、あの人なら優しいからこれくらいのクオリティで許してくれるだろうと、仕事の手を抜いたとします。

そうすると、常連さんからは「最近あの人の仕事は雑だ」とか、「何かあいつ甘えてない?」と感じるかもしれません。

それが常態化していくと、「我慢していたけど、もうこの人はちょっとないかな」となりますよね。

そして、いつか堪忍袋の緒が切れて、仕事を断られるということにもなりかねないのかなと思います。

そうすると、その人に仕事は永遠にやってこなくなります。

このように本来なら、「親しき中にも礼儀ありあり」で、常に真摯に相手と向き合わないといけないところを、ちょっとした甘えで仕事を失うことって実は多いんじゃないかと思います。

ですので、個人的には、これをされたら自分だったら嫌だな~というようなことを常に想像してみることは大事なことだと思います。

また反対に、これをされたら喜ばれるだろうなということを進んでやることも大事なことだと思います。

まとめ

今回は、「商売をする人が感謝を忘れてはいけない理由」について考えてみました。

一言で言えば、上手くいっていようがいまいが関係なく、感謝の気持ちを持って仕事に真摯に向き合うことが大事なんじゃないかと思います。

そうすれば、滞りなく商売は進んでいくんじゃないかと考えます。

ちょいビズ

筆者紹介
☆CHOIBIZ(ちょいビズ)
40代 自営業歴 約20年
ほとんど会社に雇われずに、ゆるく楽しく(時に苦しく・・)、自活してきました。
そんな経験をもとに、会社や組織に依存せずに独立した生き方をしたい方向けに仕事の考え方や学び・勉強に関することなど、個人的に考えたことを中心に書いています。9割9分役に立たない情報と思いますが・・。
哲学・歴史・美術を中心に人生の学び直し中。
海外一人旅や海外移住(3年半)も経験。
趣味:テニス
※ちょいビズとは「ちょっとしたビジネス」という意味の自作造語です。

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