ふとニュースを見ると、どこかのプロスポーツ団体の複数のメンバーが、常識的におかしなことをして世間に迷惑をかけたというような報道がありました。
心底情けないと思うし、どうしてそんな想像力のない行動ができるのか?と不思議に思ってしまいます。
今回は、群れることのデメリットと精神的に自立するということについて考えてみました。
群れるデメリット
悪いことでも断りにくくなる
群れると嫌なことに、その組織のトップが何かを決定したら、無条件でそれに従わざるを得ないような雰囲気になりがちですね。
特に、倫理観が乏しい人がトップだとなおさら厳しいですね。
悪いことと分かっていても、その場の雰囲気に流されてしまい、自分自身も悪いことに加担してしまうということになりやすいのかなと思います。
そして、段々それが常態化してくると、疑うことさえもしなくなるかもしれないですね。
そのうち、みんなやっているからが当たり前という風になってしまうかもしれないですね。
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思考停止になる
群れると、思考停止になりやすいなのかなと思います。
上の人が考えてくれるので、自分はそれに乗っかっておけばいいというような考えに陥りがちですね。
自分で意思決定する機会も少なくなるので、『自分で考える』ということをしなくなる恐れがあるのかなと思います。
自分で善悪の判断もできなくなったらおしまいですね。
何でも一蓮托生
群れると、良いことも、悪いことも一蓮托生(意味:結果のよしあしにかかわらず、行動・運命を共にすること。)になりやすいのかなと思います。
良いことならいいですが、悪いことまで一緒に背負い込むのは嫌ですよね。
精神的に自立する
精神的に自立するってどういうことでしょうかね。
私は昔から群れるのが嫌いで、むしろ、周囲に合わせるのが辛かったので、あんまり精神的に自立するということも考えたことがなかったです・・。
多分、「精神的に自立する」というのは、自分の基本となる考え方を持って、人に頼らず(頼り過ぎず)に行動するということでしょうか。
精神的に自立していない人は、何か問題があると人のせいにしがちですが、精神的に自立している人というのは、「起こることすべてを自分の責任と思い行動する」という感じでしょうか。
まとめ
自分の人生を行きたいと思うなら、群れないことですね。
もし何かの組織に所属するとしても、依存しないことかなと思います。
適切な距離感で、常に自分の考えを持って行動すれば、群れるよりも、もっと豊かな自分の人生が送れるのではないかなと思います。