個人事業主・自営業

自営業と結婚 婚活市場というマーケットについて考えたこと

ちょいビズ
こんにちは!『ちょいビズ』です。

今回のテーマは『自営業と結婚 婚活市場というマーケットについて考えたこと』です。

私(自営業)は40代で結婚しました。

海外暮らしをしていたので遅い結婚です。

でも、遅くなった理由は他にもあったように思います。

日本では、結婚に関しては、自営業という職業は何かとネガティブなイメージが強いのかなという気がします。

(自営業と言っても、職種・業種も様々なので一概には言えない部分も確かにありますが)

自営業と結婚

実際に、私も結婚に関しては自営業ならではの苦しい体験をしました。

そもそも、20代の若い頃なら、男女共に勢いも手伝って結婚を決意しますが、30歳を過ぎると女性は特に慎重に相手を探そうとします。

私も30歳を過ぎて、結婚しないとな~と思い、婚活も多少しましたが、いつも、ほとんど相手にされませんでした。

そのたびに『何か俺悪いことした?』といつも思っていました。

あまり本音は口にはされなかったですが、私も薄々何かを感じ取ってはいました。

『自営業』がネックってことを。

初対面の人に、『結婚したら家に入りたいから(無理)』とか言われたこともありましたからね。

言いたいことも分かるけど、世間は本当に厳しいな~と感じました。

それでも何度か婚活にチャレンジしましたが、結果はいつも同じ。

婚活なんてそんなもんなのかなと思い、失望し、『結婚はもういいや~。一人で生きようかな~』と婚活を止めた瞬間に、今のヨメに出会いました。

その頃、少しずつ自分に仕事の自信が出来始めた時期でもありました。

(婚活やめたら、急にやたらと女性に言い寄られた・・・)

人生とはわからないものですね。

今は、私の立場を理解してくれるヨメがいるので幸せです。

私も全力で恩返ししないといけないですね。

そもそも、どうして婚活市場で自営業が人気がないのか?

個人的に考えてみました。

自営業が婚活市場で人気がない理由

私の勝手な憶測ですが、大体当たっていると思います。

  • 収入が不安定だと思われている。
  • 仕事内容がイマイチわからない。
  • 将来が不安だから。
  • 自分(嫁)が働かなくてはいけなくなる。

いずれも、やはり収入に関することが大きいように思います。

どうしても、婚活市場では、お互い初対面で相手のバックグラウンドや性格などもわかりません。

自営業は他のサラリーマンや公務員に比べて、結婚の対象になりにくいのは致しかたないように思います。

これはどうしても抗えない(あらがえない)ことなのかなと思います。

親が高度成長期に生きてきて、サラリーマンが一番で、安定が一番と信じている人に教わってきている子供が多い日本社会です。

その点に関しては、私がどうあがいても変えることは難しいので仕方がありません。

そもそも、ウチの両親もお硬い仕事で安定志向なので、私が自営業になったことも良く思っていませんでしたからね。

相手の気持ちもわからないでもないです。

自営業が結婚相手を見つけるには

個人的に思う、自営業が結婚相手を見つける方法です。

  • 婚活市場以外で相手を見つける。脱・書類選考。
  • 継続的に、結果・成果(収入)を出す。
  • 自分が実力や行動力があることを態度で示す。
  • ボランティアや社会人サークルに参加する。

婚活では書類審査(笑)で落ちることが多い自営業ですが、人として向き合えるボランティアやサークルなどなら、書類選考もありませんし、人となりが見えるので良いと思います。

また、きちんと収入があることや、自活できていることをアピールすることも大切だと思います。

責任感やちゃんとしていることなども態度で示しましょう。

自営業の人と結婚するメリット

実はあんまり知られていませんが、自営業にもメリットはあります。

というか、私は自営業こそメリットは多いように思います。

  • 時間に融通が効きやすい。
  • 収入はサラリーマンより多くなることもある。
  • 子供の面倒も見やすい(在宅ワークの場合)
  • 定年がなく年を取っても働ける。
  • サバイバル能力が高い。

私の場合は、比較的時間にゆとりがあるので、子供の面倒や家事に積極的に参加できます。

サバイバル能力という点では、今後の激変する社会に対応するにはとても大切な能力かもしれません。

自営業の人と結婚するデメリット

  • 年金が国民年金なので、社会保障が心配。
  • 収入が不安定である。
  • 退職金がない。
  • 病気したら収入がなくなる恐れがある。
  • ボーナスがない

やはり、収入に関するデメリットが多いように見えますね。

もし自営業と結婚するなら保険はきちんと掛けておいた方が良いと思います。

自営業向けの小規模企業共済などもあるので、入ると良いかもしれません。

もし彼氏が自営業で、結婚しようか迷っている女性にアドバイスするなら、相手の性格をきちんと見極めて、きちんとした人で結果を出せる人なら、迷うことはないと思います。

それから、相手を支える覚悟も必要だと思います(これは別に自営業に限らない)。

無理に手伝ったり、同じ仕事をする必要もないようにも思います。

逆に四六時中一緒にいると喧嘩になるかもしれないですからね。

(老舗旅館の跡取りなどなら、逃れられないかもしれませんが)

当たり前ですが、収入が不安定だからこそ、稼いだお金はきちんと貯蓄することも大切ですね。

メリット・デメリットはサラリーマンでも公務員でも同じようにあります。

それらを受け入れられるかどうかが一番大切だと思います。

変な話、自衛隊人気とか言いますが、海外派遣にされたらどうするの?と思いますし、自衛隊は定年も早いです。

郵便局も民営化して大変そうです。

サラリーマンなら、転勤もあるでしょうし、会社が倒産することもあるかもしれません。

相手との性格が合わなければ、また違った苦しみも味わうかもしれません。

結婚に職業が決め手となることもあるでしょうが、個人的にはそれだけではないように思います。

まとめ

自営業と婚活市場について書いてみました。

人のポテンシャルなんてものは、見た目や書類では判断できないので、最後は相手を見る深い洞察力なんじゃないかと私は思います。

というわけで、是非、自営業も結婚の対象に入れてほしいと思い記事にしました。

これは個人的な経験をもとにしていて、どうも腑に落ちない点だったことです。

実際に、これからの変化の激しい時代には、サラリーマンでも自営の能力は必要不可欠ですね。

ちょいビズ

筆者紹介
☆CHOIBIZ(ちょいビズ)
40代 自営業歴 約20年
ほとんど会社に雇われずに、ゆるく楽しく(時に苦しく・・)、自活してきました。
そんな経験をもとに、会社や組織に依存せずに独立した生き方をしたい方向けに仕事の考え方や学び・勉強に関することなど、個人的に考えたことを中心に書いています。9割9分役に立たない情報と思いますが・・。
哲学・歴史・美術を中心に人生の学び直し中。
海外一人旅や海外移住(3年半)も経験。
趣味:テニス
※ちょいビズとは「ちょっとしたビジネス」という意味の自作造語です。

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