私自身が商売を始めた頃は、若かったので、正直、いわゆる「ノウハウ」みたいなものばかりを追いかけていたように思います。
そのノウハウを知ることで、少しは稼げたかもしれないですが、それから一向に伸びなくなるんですよね。
それどころか、むしろ、苦しくなる一方でした。
というのも、そもそもベース(基盤)となる考え方やビジネスモデルも何もないので、足元がグラグラしていつ倒れてもおかしくない状態だったんですよね。
最初の頃は正直、倒れそうな状態を何とか意地で若さだけで支えていたというような感じだったように思います。
正直、当時は結構苦しかったように思います。
そうこうしているうちに、少しだけわかってきたことがあります。
商売に近道はない
ノウハウだけでは限界がある
正直、人から聞いたノウハウだけで商売をするのは限界が見えてしまうのかなと思います。
副業するぐらいなら多分ある程度までならいけると思いますが。
ただ、それ以上(商売で継続的に食べていくこと)は難しいのかなと思います。
というのも、自分で稼ぎたいと思っている人は、ほとんど考えることは同じですし、それ以上の努力がどうしても必要なのかなと思います。
なので、それ以上を目指すとなると、それ以上の「何か」が必要になるんですよね。
自分の頭で考えること
それ以上の「何か」を見つけるのに一番大事なことは、自分の頭で考えることかなと思います。
もし、自分で商売をして食べていくことを考えるなら、ノウハウは一度棚に上げて置いて、自分の頭で考えることが大事なのかなと思います。
情報を集めることは大事なことですが、ノウハウというような耳に優しい情報ではなくて、自分で苦労して、自分にしかない「何か」を取ってくることが大事なのかな思います。
学び続けること
それから、自分にしかない「何か」を見つけたら、できれば、そのことに関して、更に学びを深めていくことも大事なのかなと思います。
そうすることで、仕事自体も楽しくなるかもしれないですし、同じ土俵で戦う競合と戦う必要もないくらいに自分のレベルが上がってしまうこともあるのかなと思います。
一生懸命仕事をすることも大事ですが、個人的にはそれと同じくらい学ぶことが大事なのかなと思います。
それに、実際に商売を続けていくと、イレギュラーなことが沢山起こるので、それに上手に対処するためにも学び続けることは欠かせないことなのかなと思います。
学んでいるか学んでいないかだけで結構大きな違いが出やすいような気もします。
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まとめ
今回は商売に近道はないということについて考えてみました。
ノウハウというのは、あくまで他人が考えたことであって、自分にマッチするかと言えばそうでもない場合も多いのかなと思います。
ですので、やはり自分の頭で考え続けることは、商売を続けていくのに欠かせないことなのかなと思います。