名刺交換などをすると、「うぉっ。何か偉そう」と思う肩書が書かれている人と出会うことがたまにあります。
「CEO 〇〇〇〇」「代表取締役 △△△△」「相談役 ◇◇◇◇」・・・。
いかにも強そうな肩書ですね・・・。そういう人に限って何か高級そうな紙質の名刺を使っていたりするんですよね。
反対に、親しみやすそうで、すぐにお近づきになれそうな肩書の人もいます。
実際に自分が肩書を付けたり、付けられたりする場合、どんな肩書がいいのでしょう?
偉そうな肩書のメリット・デメリット
偉そうな肩書のメリット
仕事がデキそうなイメージ
偉そうな肩書を見た瞬間、「仕事できそう」と普通の人は思いますよね。
パリッとしたスーツに良く磨き上げられた靴、高そうな革のカバンや時計もセットならもう完璧。
自分が仕事で仕事ができそうな印象を与えたいなら、偉そうな肩書は悪くないのかなと思います。
ビジネスとして一線を置くことができる
偉そうな肩書を付けておけば、相手からなめられることもなくなりますし、相手もビジネスの相手として見てくれるので、大きな商談などでは優位にことが進められるかもしれないですね。
ビジネスとして割り切った付き合いを求めるなら良いと思います。
偉そうな肩書のデメリット
自分でハードルを上げてしまう
偉そうな肩書をつけると、「仕事がデキそう」なイメージを相手に与えるので、どうしても自分で自分のハードルを上げてしまいかねないです。
もし、本当に自分にそれだけの実力がなければ、かえってマイナスイメージに繋がりかねないというのはありますね。
相手が気後れしてしまう
偉そうな肩書の人と接するとどうしても相手が気後れしてしまいがちです。
普通、偉そうな肩書を見ると、この人とどう付き合っていけば良いか考えてしまいますよね。
自分と釣り合いが取れるだろうかとか、話がかみ合うだろうかとか。
偉そうな肩書は相手の気を遣わせてしまう場合もあると思います。
肩書のプレッシャーに潰される
肩書を付けてもらった時や自分で付けた時は「よし。やってやろう」と思っても、いざ現場で働くと肩書があるばかりにそのプレッシャーが逆に重石になることもあるかもしれません。
余計な肩書があるので責任から逃れられないとか、上と下との板挟みになるとか、そういうデメリットも確かにあるのではないかと思います。
親しみやすそうな肩書のメリット・デメリット
親しみやすそうな肩書のメリット
気軽に声を掛けてもらえる
親しみやすそうな肩書なら、色んな人に声を掛けて頂きやすいかもしれないですね。
仕事によっては、偉そうな肩書よりも親しみやすさを売りにした方がいいこともあるので、そういう人には良いでしょうね。
肩書に押しつぶされずに済む
親しみやすそうな肩書なら、余計なプレッシャーも少なく仕事ができるかもしれません。
相手もそこまで多くの期待をしない可能性があるので、比較的気楽に仕事ができるのではないかと思います。
親しみやすそうな肩書のデメリット
下に見られることもあるかも
親しみやすいのは良いけれども、人によっては肩書で判断する人もいるので、自分より下だと思って軽い扱いをしてくる人もいるかもしれないです。
こういう場合は、できるだけ仕事を真剣にやることで、本当のプロフェッショナルであるところを見せつけるなど、態度で示す必要があるかもしれないですね。
まとめ
私は自営業をしていますが、個人的には、偉そうな肩書はつけていません。屋号も柔らかめですし、運営しているホームページもきちっとした感じというより「ゆるい」感じにしています。
というのも、個人なので親しみやすくないと人はお願いしようと思いませんし、また自分でハードルを上げてしまうと、そのギャップで自分が苦しんでしまうからです。
ですので、自分の身の丈にあった肩書をつけるのがベストなのかなと思います。