今回のテーマは『自営業は土日休みなしは本当?』です。
自営業の人って忙しいイメージがあるようですが、自営業の人は土日休みなしの人が多いのでしょうか?
確かに、飲食店や旅館業、接客業、サービス業などの業種に従事されている方などは、土日が中心の営業日だろうと思います。
でも実は、土日が休みの自営業の方も多いように思います。
世間のイメージは、『自営業』=『土日に忙しい』という感じなのかもしれません。
実際には自営業でも当てはまる人もいれば、そうでもない人もいます。
以下では、自営業と休日について書いてみました。
自営業と土日の休みの関係
そもそも、『自営業』=『土日が忙しい』というよりは、その人が選んでいるライフスタイルのような気もします。
実際には個人事業主・自営業の場合は、営業日を自分で選ぶこともできます。
基本的には誰かから強制的に日にちを決められて働いているわけではありません。
本当は自分で決めた日に働いているようなものです。
ある意味、週に3日だけ働くと決めて、その日しか働かないということも出来るかもしれません。
まあ、ほとんどの人はそんな働き方はしないと思いますが・・・。
実際問題、客商売の場合、お客さんがいつ来店してもいいように、お店を開けておかなければなりません。
対象顧客がサラリーマンやOLさん、家族の場合は、土日が勝負なので土日に働く以外はないですよね。
土日働きたくないのであれば、土日にお店を訪れる客層を手放して、新しい客層に向けた商売を考えることも可能だと思います。
ですから、本当は、独立して仕事を始める前に、客層を明確にすれば、別に土日忙しく働く必要もないとも言えます。
土日に働かないこと
私の場合は、平日は仕入れの日以外はだいたいお店を開けています。
お店では商品の撮影やネットの出品をやっています。もちろん接客も。
お店で商品が売れなくても、ネットで売れればいいというスタンスです。
日曜日は基本休み。土曜日は働いたり働かなかったりです。
祝日やお盆、ゴールデンウイーク、お正月は暦通りとはいかないですが、休める時は休みます。
※現在は、土日祝日は完全にお休みしています。
仕入れが命なので、仕入れ先の兼ね合いで土日も仕事することもあります。
ただし、家族の用事を優先しています。
週明けの月曜日が忙しい場合や仕入れの時は日曜日に梱包して発送しています。
明日に面倒な作業を引き伸ばしにしたくないので、今日やるという風にしています。
買ってくれたお客さんには早めに商品を届けたいというのもあります。
連休の時は郵便局は休みの時が多いですが、集荷業務はやっていますので、荷物の集荷をしてもらうこともあります。
ブログは空いた時間に書いています。
本業のお店の方も、ホームページを作っていて、ブログもたまに書いています。
このようにいろんなことを一人でやっていますが、仕事自体はコンパクトに収めているつもりで、休みもそれなりに取っています。
生産性はまあそこそこ高いように思います。
休みを取ることも大切
私は昔ヨーロッパのドイツやオランダに行ったことがあります。
ドイツなどのキリスト教社会の場合、日曜日を『主日(安息日)』とし、自営業の飲食店やスーパーなどはすべて休みになります。
どこのお店も開いていないので、ご飯を食べる場所に困ったことがあります。
それぐらい休むことに徹底しています。
日本はそのような習慣がないので、お店が開いているのは消費者としては助かる部分もありますが、自営業も休む時は休むという考えを持つことも大事なような気がします。
まとめ
極論からすれば、自営業は休もうと思えばいつでも休めると思います。
でも、お金を稼がなければ生活できないので、休みを取ることに消極的になりがちです。
それに客商売なので、土日休むとお客さんの期待を裏切ることにもなります。
その辺りは例えば、『隔週土曜日休み』などにしてもいいのかなと思います。
個人的には、ある程度時間の管理をしっかりやれば、少なくとも『忙しい』という状況は抜け出せると思いますし、闇雲に土日に働かなくてもいいと思います。
稼ぎを優先したい人は別ですが。
時間の使い方や、利益をどのように稼ぐかをよく考えることが、休みを作るためには大事なことかなと思います。
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