私は日常的に趣味でテニスをしているのですが、今日、とある市の施設にテニスコートを借りに行ったのですが、受付のあまりの非効率さに開いた口が塞がりませんでした。。
たった1コートを借りるのに50分も待たされました・・・。
月初で予約者が多いのは分かるのですが、それでもそれって毎月同じようにやっていることでしょうし・・・。
待たせている人に
ホント、こりゃマジで思考停止もいいところですね・・・。用紙をくれと言っても混乱するからダメだと・・・。
施設は経費削減のためか、エアコンもついていなくて寒く、手は凍えるし、無駄な時間は過ぎていくし、どんな罰ゲームだ~!と思いました。経費の使い方間違ってはいないか?と。
非効率なお役所仕事を効率的にするには
効率化のために民間の有能なコンサルを入れる
多分受付の人は、嘱託のような人で、「もっと頭を使って効率よく働きなさい」と言うのも酷な気もします。
働いている本人からしたら、「こんなに真面目に働いているのに、遅いだとか文句を言うやつめんどくさい」としか思わないだろうなとは思います。
でも、何人も人を待たせて、無駄な時間を過ごさせるというのは問題ですね。毎日の業務ですし。
たかだか施設の予約程度で50分って・・・。30年ぐらい前に行った社会主義国のベトナム・ホーチミンの入国管理局か!?と思いました。それくらい今回の対応は遅かった。
コンビニでこんなに待たせたら、客は二度とその店を利用することもないでしょうね。
多分、私が問題に直面した場所以外にも、このような非効率な施設って日本中、山のようにあるんじゃないかと想像できます。
例えば、このような公共の施設にも民間の有能なコンサル会社でも入れてみてもいいのかなと思います。もちろん、談合のないように。成果の上げられない名前だけのコンサルは不可。
そうすることで、少しは効率の良い施設になるんじゃないかと思います。
せっかくいい施設があっても、運営が非効率で多くの人が利用を控えるようになるよりも、少しでも利用してもらって収益を上げる方が良いですよね。
これからの日本は遊休の公共施設が山のように出るはずなので、その理由の一つは恐らく収益が上がらないからだろうと思うので、できるだけ効率の良い利益が上がる施設を増やしていくことは大事なことなんじゃないかと思います。
人の能力に頼らずに仕組みに頼る
施設予約の業務はキチンとしたシステムさえ作ればそれで済むはずなんですよね。
多分、小さな施設なら一人いれば十分。
イレギュラーな部分を人に頼ればいいだけで。
沢山の人が利用する公共の施設は、なおさら効率の良い仕組みを作らないと、多くの人に「サービス」ではなくて、「無駄」をまき散らしてしまいかねないですね。
公共の施設こそ、利用しやすくしないといけないですね。
そのためには、人の能力に頼らないで、仕組みで動くようにしないといけないのかなと思いました。
今回私が利用した施設は、昭和の仕組みを未だにアップデートせずに使っているように思えました。
時代が完全に止まってしまっていました。。
デジタル化すればすぐに解決
一番良いのは、予約のウェブシステムを導入するだけ。
こんなことは本来ならとっくの昔に出来ていてもおかしくないことなんですけどね・・・。
未だにすべて手書きと、受付で現金受け渡しっていうのもですね・・・。
人件費も削減できるし、受付の人は別の有機的な仕事をしてもらえば良いだけです。
もちろん、ネットを利用できないお年寄りなどもおられると思うので、施設ではそういう人をフォローすれば良いだけなのかなと感じました。
まとめ
「非効率なお役所仕事を効率的にするには」ということについて考えてみました。
民間企業の努力がどれだけすごいかを再認識させられたかというか、お役所仕事があまりにも非効率なのかを思い知らされました。
もちろん、お役所にも効率的なところは沢山あるだろうと思いますが。
いずれにしても、今後の日本のことを考えたら、古いやり方はどんどん廃していき、無駄を省いていかないと、有効な資源を無駄にしてしまうんじゃないかと危惧が募りました。
最近読んでいる「トヨタ生産方式」という本。
有機的で効率の良い施設運営のヒントになるかもしれないと思います。ちなみにこの本も昭和に書かれたものですが、アップデートされています。