最近、ふと「自己開示」について考えました。
自己開示というのは、自分をさらけ出して、相手と話をするというようなニュアンスでしょうか。
何で自己開示について考えたかというと、先日、お客さんと話していて、「あなたは初対面の私にそんな大事なことまで話してくれるのですか!?」とびっくりされたからです。
全然そんなに大したことではないと思っていたので、反対に自分がびっくりしました。ただ、相手は喜んでくれたので良かったです。
自己開示の大切さと危うさ
自己開示するとビジネス(商売)が進展しやすい
正直なところ、自己開示を積極的にすれば、ビジネスは進展しやすい側面があるのかなと思います。
例えば、初めて接する人がいたとして、全く情報がなければ、お互い探り合いになりますよね。
この人がどんな人で、本当に信用できる人なのかなど情報を知りたいものです。
でも、自分からどんどん情報を出していかないと、相手も心を開いてくれませんし、自分の商売にいい情報を提供してくれないですよね。
ですので、もし、相手とビジネスをしたい場合は、積極的に自分のことを知ってもらうことは大切ですね。
自己開示の内容は相手によって変える
ただ誰にでも自己開示していいというわけでもないのかなと思います。
個人的には、相手によって自己開示の量や質を変えています。
昔は若かったので何も考えずに体でぶつかっていましたが、さすがに人付き合いというのはとても難しいとわかり、今はかなり慎重になった方です。。
例えば、相手を見て、ちょっと信用できそうにないなと思えば、自己開示の量や質をぐっと減らして、当たり障りのない話で切り上げたりします。
反対に、相手の態度や口調、知識量、経験、誠実さなどを見て、この人なら信用できそうだから、ある程度の情報を提示してみようということもします。
相手の人間性や、どこまで話が理解してもらえるかなども自己開示する際には気を付けています。
暖簾に腕押しではないですが、こちらが押しても何も反応がないならやるだけ無駄ですからね。
相手のアンテナが別の場所に向いていたら、こちらがいくら熱心に話しても意味はないのかなと思いますし。
ですから、やっぱり人間性ってとても大事かなと思います。
自己開示の危うさ
ただ、自己開示というのも難しいですよね。
例えば、インターネットに顔出しする人もいますが、個人的にはあんまり好きではないのでやりません。
というのも、ネットを見ていると、でっち上げの記事や誹謗中傷なども多いですからね。ちょっと正直怖いです。
また、自己開示しすぎて、例えば、自分のビジネスアイデアを誰かに取られてしまうということもあるかもしれないですね。
ですので、自己開示に関しては、自分の許容範囲に留めておく方が良いのかなと思います。
まとめ
今回は、ビジネスと自己開示について考えてみました。
個人的には、確かにビジネスの進展に自己開示が欠かせないと思う反面、危険な面もあるので、開示の量や質は自分で上手にコントロールすることが必要なのかなと思います。