「彼を知り、己を知れば百戦危うからず(孫子の兵法」と言いますが、実は案外自分自身を知ることって難しいですよね。
相手を知るよりも、実は自分のことを客観的に知ることの方が難しいのかもしれないですね。
他人を見ていると、自己評価高過ぎない?と思う人もいれば、もうちょっと自己評価高くても良いんじゃない?という人もいますよね。
自己評価が高過ぎる人はナルシストみたいに見えたり、能力と自信が釣り合っていないので仕事では付き合いにくい面が出てきます。
反対に自己評価が低すぎる人は、本当は本人が思っている以上に実力があるのに、自分を低く見ているので、損しているように見えたりすることもあります。
実際に、自分自身にしてみても、他者から見て、自己評価が高いのか低いのかイマイチわからないものだなと思います。
客観的な自己評価の方法
客観的な自己評価の方法を自分なりに考えてみました。
近しい人から評価を聴く
これはよく就職活動などの時にやるやつですね。
親や友人などから客観的な評価を下してもらう方法です。
大人になると、なかなか人から自分の長所・短所を聴くことがなくなってくるので、たまに人から忌憚(きたん)のない意見を聴くのも大事かなと思います。
そうじゃないと、自分は最高だ・全能だと勘違いして、自分の好き勝手に物事を進めてしまう恐れもありますね。気づくと周りに人が一人もいなくなったとならないように注意したいですね。
反対に、自信があんまりない人の場合、近しい人から、こういうところが良いよと言ってくれる箇所があれば、新たな発見や自信になりますね。
人の話を真摯に聴くことで自分自身を省みることができるということですね。
それから、自分の態度(プライド)が他人に意見を言いにくくしているということも考慮に入れておいた方が良いかもしれないですね。
統計をとる
客観的なデータを取るのも大事かなと思います。
例えば、商売をしている人なら、自分が儲かっていると思っていたとしても、キチンと帳簿を突き合わせてデータを見ないと本当は幾ら儲かっているかはわからないものです。
また、自分はダイエットに成功しているとか、キチンと禁煙できていると言っても、実際にデータにしないとどれくらいできているかはわからないものですよね。
客観的なデータから判断することの例
- 売上・・・帳簿をつけてお金の動きを可視化(見える化)する
- 体重・・・万歩計やデジタル腕時計、体重計に毎日乗るなどしてデータ管理。
- 習慣・・・ジョギングの回数。禁酒・禁煙の本数などを見える化。
- 家計・おこずかい・・・スマホのアプリで支出を管理して見える化。
- パチンコ・・・勝った負けたと言う人がいますが、見える化しないと実情はわからないですね。
- 健康診断・・・客観的な数値を知ることで健康管理の参考になる。
ビデオを撮る
私の場合は、趣味でテニスをしているのですが、ビデオを撮ってフォームを確認したりすることがあります。
実際に自分がどんなフォームで打っているのかはビデオを観ないとわからないんですよね。
ビデオを撮ると、ここをこう変えた方が良いと思うことが山のように出てきます。
ビデオを撮ることでわかること色々
- 歩き方
- 姿勢・・・猫背などがわかりやすいです。
- スポーツのフォーム
- 自分の声
まとめ
今回は客観的な自己評価について自分なりのやり方を考えてみました。
自己評価って案外自分ではやらないですし、実際に面倒くさいことでもあるのかなと思いますね。
やるやらないは自由だと思いますが、たまにやると案外大きな発見があるかもしれないですね。