商売の秘訣と言えば、価格設定だとか、ターゲットを絞るとか、マーケティングとか色々あると思いますが、個人的な商売の秘訣の一つは「小さな失敗を繰り返すこと」かなと思います。
ビジネス(商売)というのは、正直最初からうまくいくかというと、そうでもない場合も多いのかなと思います。
例えば、価格設定ひとつ取っても、自分ではこの金額なら沢山売れるだろうと自信を持って販売しても、なかなかうまくいかないことも多いのかな思います。
正直、やってみないと分からないことの方が多いですね。
ですので、沢山チャレンジをして小さな失敗を繰り返すことは大事なことかなと思います。
ビジネス(商売)と小さな失敗の大切さ
失敗を恐れない
まずは、失敗を恐れないことかなと思います。
私も長く商売してきましたが、これまで沢山失敗をしてきました。実際に今でも沢山失敗しています。
失敗は悪者のように捉えられがちですが、失敗することは大きな学びに繋がるきっかけになるので、個人的にはずっと失敗し続けても良いのかなと思います。
ただ、もちろん、同じ失敗を繰り返すのはよくないので、失敗したことは次に繋げられるようにしたいですね。
大きな失敗より小さな失敗
失敗することは良いことだと言いましたが、あんまり大きな失敗は避けた方が良いと個人的には思います。
と言うのも、自分の許容できる範囲以外の失敗をした場合、後からそれを挽回するのに大きなエネルギーが必要になることもあるからです。
例えば、100万円のお金を持っていたとして、90万円のお金をよくわからないビジネスに投資して失敗してしまった場合、残りの手持ち資金は10万円です。
そうなると生活さえできなくなりますし、失敗してしまうと、また最初からやり直しになり、一からお金を貯めなければいけなくなるので時間が掛かってしまいますよね。
また、前回は金融機関からお金を借りられたとしても、次は借り入れなども難しくなるでしょう。
そういうバクチ的なやり方ではなくて、例えば、手持ちが100万円であったら10万円、もしくは1万円でもいいので、自分の許容範囲内での仕事の投資資金に充てる方が現実的なのかなと思います。
もし少額の資金で失敗しても、リベンジする機会はすぐに出来ますし、今度はもっと勉強して失敗しない方法を見つけようとするはずなので、成功の確率は一度目よりは高くなるのかなと思います。
実験と思い失敗を歓迎する
個人的には、初めて何か新しいことをやる場合は、実験と位置付けて、失敗は当たり前と思うようにしています。
というのも、成功するか失敗するかはやってみないと分からない点がとても多いからです。
例えば、私がラーメン屋をやるなら、一回でラーメンの完成品を命を懸けて作るというよりも、基本的な部分を作っておき、まずお客さんの反応を見てみて、少しずつ改良するようにします。
最初から「これしかない」と決めつけるよりも、柔軟に状況によって対応する方が良いのかなと思います。
手数(てかず)を増やす
個人的には、商売は一度でうまくいくということはあまりないと思っているので、何度もいろんなことを試してみることだ大事なのかなと思います。
手数(てかず)を増やすということです。
音楽ってヒットする曲というのは一握りだそうですね。ヒットするまでにものすごい量の曲を作る場合もあるそうですね。
歌手のような才能のある人でもそれくらい努力するのですから、私のような凡人の場合は、それよりももっと多くの失敗を繰り返さないといけないのかなと思います。
だからと言って、ただ闇雲にやれば良いというわけではなくて、やはり少しでも良くなるように失敗から学ぶことが大事なのかなと思います。
まとめ
ビジネス(商売)と小さな失敗の大切さについて考えてみました。
失敗は成功の基と言いますが、正直、それは確かにそうだと思いますし、失敗したからと言ってうつむくのではなくて、また前進しようという気持ちさえあれば大事なのかなと思います。