これからビジネス(商売)を始めたい、もしくは既にやっているという方もおられると思います。
それぞれ、おそらく、何らかのこだわりを持って商売をされていると思います。
実際に私も商売を長くやっていますが、私もそれなりにこだわりを持って仕事をやっているつもりですが、そのこだわりがあまりにも頑なだったり偏っていると、うまくいかない場合も多いんですよね。
あまりにもこだわりが強すぎると、心が頑なになってビジネスにとってはマイナスになるケースもあるように思います。
固執し過ぎるとどうなるか
ニーズが見えなくなる
自分の考え方に固執するとニーズが見えなくなりやすいのかなと思います。
自分では提供する商品やサービスは最高だと思っていても、実際にその商品やサービスを利用する人の立場の人にとってはそんなに魅力的じゃないケースも多いように思います。
それは品質だったり、価格だったり、もしくはサービス全体だったり色んな理由があると思いますが、とにかく、自分の考えに固執してしまうと、ニーズを無視して自分自身のやり方で突っ走ってしまい、機会損失してしまうことって多いのかなと思います。
うまくいっていないのに同じやり方を続けようとする
それから、良くないことの一つに、実際にそんなに仕事がうまくいっていないのに、自分の我を通してしまい、うまくいっていないのに同じことを繰り返すパターンがあります。
仕事がうまくいっていないということは、ある意味、世間からその仕事が求められていないか、そもそもその仕事にニーズがないかなのかなと思います。
自分の思い込みが強すぎると、そのような袋小路にはまってしまうことって多いのかなと思います。
自分の間違いを認めない
それから、自分の考えに固執する人は、基本的にプライドが高い傾向があるかもしれないですね。
他にうまくいっている人がいたとしても、それを素直には認めず、たまたま運が良かったとか、忖度してもらってうまくいったんだろうとか、そんな考えを持ちがちです。
その背後にある努力や行動から学ぼうという気があまりないように感じます。
ですから、結局同じようなことをずっと繰り返して、同じ場所に留まってしまうのかなと思います。
固執した考え方を解き放つには
一度仕事から離れてみる
仕事でにっちもさっちもいかなくなった場合は、一度その仕事から離れてみるのも良いのかなと思います。
ずっと同じことを繰り返していると、客観的な視点で自分を見ることが難しくなる場合もありますよね。
そんな時は、一度離れて客観的に仕事を眺められる環境に身を置くのも良いのかなと思います。
少し仕事の幅を広げてみる
それから、一つのことに固執するのではなくて、例えば、少し仕事の幅を広げてみるのも良いのかなと思います。
全くお門違いの仕事というよりは、今の仕事と関連性の深いことを試してみるのも良いのかなと思います。
人の話を聴く
また、大事なのは、人の話をしっかり聴くことなのかなと思います。
自分の考えに固執している人は、人の意見を聴く耳を持たないケースも多々あるのかなと思います。
耳の痛い話も時にはあるとは思いますが、一つの意見として聴いてみると、後から役に立つということもあるのかなと思います。
まとめ
今回はビジネスと固執について考えてみました。
正直、一生懸命仕事をしているからこそ、こだわりも出てくるわけで、それが悪いというわけでもないと思います。
ただ、それが度を越してしまうと、マイナス面が顔を出してくることもあるのかなと感じています。