私も長く商売をやっていますが、ビジネスでは、想像以上に人との関わり方が大事だと感じます。
特に、この場にあの人を呼びたいなとか、あの人なら何とかしてくれると思ってもらえることってとても大事なのことなのかなと思います。
反対に、あの人はちょっとな~と思われるというのは商売にとってはかなりマイナスなのかなと思います。
紹介したくなる人というのは、つまりは人気者でビジネスもうまくいきやすいのかなと思います。
紹介したくなる人はどんな人か
誠実な人
やはり、一番は誠実な人かなと思います。
「あの人なら、真面目に仕事を全うしてくれる」とか、「絶対にウソはつかないだろう」とかそんな安心感が漂っている人はやはり強いのかなと思います。
実力もあって、誠実だったら本当に最高なんじゃないかと思いますし、恐らく引く手あまただろうと思います。
仕事ができる人
でも正直、誠実さだけでは少々心もとないというか、やはり仕事自体ができないと厳しいですね。
幾ら真面目だと言っても、仕事が遅かったり、能力が足りなかったら、さすがに紹介したいとは思わないですね。
やはり、誠実である程度以上のレベルの仕事がデキるのが望ましいのかなと思います。
すでに実績がある人
また、目に見える実績がある人は紹介されやすいですね。
実績ができると、仕事が仕事を呼ぶという状態にもなりやすいのかなと思います。
反対に、どんな仕事をこれまでやってきたか分からない人を紹介しようとは思わないですよね。
ただ、まだ実績がない人でも、小さなことでも良いので、少しずつ実績を積んでいけば、この問題はクリアできるのかなと思います。
実績というのはすぐにはできないので、焦らないことかなと思います。
特殊な能力がある人
例えば、語学ができるとか、海外経験があるとか、プログラミングができるとか、動物に関してめちゃくちゃ詳しいとか。
そんな特殊な能力があると、仕事がそれにマッチすれば紹介されやすいのかなと思います。
私も昔、特殊な言語が喋れるということで、公の場に呼ばれたことがありました。
人が出来ないことが出来るというのは強みになることもあるのかなと思います。
やる気がある人・勢いがある人
また、若くてやる気がある人や勢いがある人にも、一度任せてみようかと思うこともあるのかなと思います。
能力があってもやる気がない人よりも、何かやってくれそうという期待感を持たせてくれる人というのも大事ですね。
そう考えると、能力うんぬんも大事ですが、やはり、やる気を見せるというのも大事なことかもしれないですね。
チャレンジ精神やビジョンを持っている人には仕事を紹介しやすいですね。
紹介したいと思われにくい人
我が強すぎる人
我が強すぎる人は、いくら実力があっても紹介しにくいですね。
「あの人は実力はあるけど、少々性格に難があるかなら・・・」と言って、チャンスを逃すことも多くありそうですね。
個人的には、こういうケースはかなり多いような気がします。
例えば、美容室を選ぶ際、美容師さんの髪を切る技術が高くても、ちょっとこの人は我が強すぎて落ち着かない・・と感じれば選ばないですし、人に紹介もしにくいですよね。
実力が足りない人
言わずもがなですが、実力が伴わない人を紹介しようとは思わないですね。
実力は一朝一夕では身に付かないと思うので、日々の仕事や勉強を通して身に付けるしかないですね。
技術や知識があっても、お客さんとの折衝能力が低いなどの場合も紹介しずらいかもしれないですね。
調子に乗っている人
もし実力があっても調子に乗っているなと感じる人を紹介したいとは思わないですよね。
少し仕事ができるからと言って天狗になっている人はプライドが高かく、扱いにくいと感じるかもしれないですね。
調子に乗っている人は、「自分のお陰で」とか、「自分の実力」というのを前面に出しやすいように感じます。
誠実じゃない人
同じように、誠実さを感じない人を誰かに紹介したいとは思わないですよね。
仕事を紹介したのに、感謝の気持ちがないとか、相手を裏切るとかそんなことをされると、仕事を紹介した側は立つ瀬がないですよね。
何をしたいか分からない人・特徴がない人
誠実で悪いところがあまりなさそうなのに、人に仕事を紹介しにくい人もいるように思います。
そういう人は往々にして特徴がないというか、何を求めているかわかりにくい人なのかなと思います。
仕事って結局、人の問題を解決するためにあるものなので、特徴がないとなかなか紹介しにくいように感じます。
例えば、『肉のことなら〇〇』とか、「遺産相続のことなら△△」と堂々と業務内容を銘打っているなら仕事を紹介しやすいですが、何やっているかイマイチ伝わらない人を紹介するのは難しいですね。
それから、あまりにも仕事のストライクゾーンが狭い人も紹介しずらいですね。異性を紹介するのと似ていますね。。
自信がなさそうな人
自信がなさそうな人に仕事を紹介しようとは思いにくいですね。
紹介する側も確信が持てないですね。
ただ、本人が誠実な場合、自信をつけるために仕事を紹介することもあるかもしれないですね。
壁を作っているのは自分
上の事例を見ても分かるように、実は仕事の可能性の壁を作っているのは自分自身なのかなと思います。
実力が足りないのは、継続的な努力で解決できると思いますし、我が強かったり、誠実じゃない人なら(自分ではなかなか気づけないですが)心を磨くことで全然違ってくるのかなと思います。
また、特徴がない人の場合は、自分がこんな仕事をやっていますというのを誰にでもわかるように前面に出していくことも必要なのかなと思います。ターゲットがぼやけているとなかなか人はやってこないのかなと思います。
このように、仕事がなかなか上向かない理由は、実は自分の中にあるのかもしれないですね。
結局、最後は、自分自身を鍛えて伸ばしていくしかないのかなと思います。
まとめ
結局のところ、ビジネスでもプライベートと同じで、あの人は信用できるとか、あの人はイマイチ信用できないなとかそんな感じで人って判断されるのかなと思います。
出来るだけいい仕事で呼んでもらえるように、努力、精進していきたいものですね。