地味な仕事ってつまらないですね。その気持ちはわかります。
一体こんな仕事が何の役に立つのか?って思いますよね。投げ出したくなりますよね。
もっと自分は華やかな世界で活躍したいと思いますよね。
地味な仕事との向き合い方
地味な仕事こそがすべてのベース
個人的には、地味な仕事こそ、仕事の基本じゃないかと思います。
例えば、掃除は地味な仕事かもしれないですが、汚い事務所やお店で仕事をするのは嫌ですよね。
また来客があった時に、気持ちの良い空間で接客できれば、自分もお客さんもお互い気持ちが良いですよね。
少なくとも汚れた部屋や汚れたテーブルで接客されたら、ここには二度と来ないなと思われますよね。
当たり前のことですが、それが出来ているのと、出来ていないのとでは随分印象が違ってくるので、地味な仕事は地味だけれどもとても大事なことなのかなと思います。
地味な仕事が違いを生む
地味な仕事でも違いを生むことは可能なんじゃないかと思います。
私自身を例に取ると、お客さんに商品を提供する際に、ちょっとした工夫をしています。
多分、他の人ではしないだろうなと思うような地味だけど喜ばれるような工夫をしています。
それは実際にお客さんと話をしてみて、なるほどお客さんはこういうことを求めているんだということがわかったので、サービスとしてやっています。
それだけで相手の印象は随分違いますし、実際に喜ばれます。本当に地味なことなんですけどね。
そうすると、お客さんはこちらを信頼してくれますし、リピートされることが多くなります。
とにかく、相手の立場で物事を考えてみることかなと思います。
マニュアルでやるというよりも、本気で相手の立場で考えることかなと思います。
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華やかな仕事は本当に魅力的な仕事なのか
人は華やかな世界には憧れやすいですが、本当にそれが魅力的なのかはわからないですね。
華やかな世界は、実際に素晴らしい世界かもしれないですし、反対に、人間関係がドロドロしていて、いつも足の引っ張り合いの世界かもしれません。私はそういう世界に入ったことがないのでわからないですが。
ただ、もし華やかな世界に入ったとしても、その中で地味な仕事をしている人がいることも忘れてはいけないですね。
そういう意味でも、地味な仕事は経験していて損はないのかなと思います。
というより、人生には、地味な仕事の方が圧倒的に多い気がします。
地味な仕事も継続次第
地味な仕事でも継続次第では、結構すごいことになるんじゃないかなと思います。
例えば、仕事じゃないですが、英語の一つのフレーズを毎日ひとつ覚えるのはとても地味ですが、1年経てば365個のフレーズを使いこなせる可能性があるということですね。
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まとめ
私も若い頃は、地味な仕事が嫌いでした。でも長いこと仕事をしてきて、正直、地味な仕事は無視できないし、むしろ、地味な仕事抜きで仕事は成り立たないとさえ思います。
地味な仕事は地味なりに意味があるということですね。
一度、地味な仕事を見直してみると良いかもしれないですね。
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