情報が溢れている現代は特に信念を持つことが大事なんだろうなと思います。
信念がないと、フラフラとあちらの情報に踊らされ、またあちらで踊りという感じになりかねないですね。
信念がないと、SNSの楽しそうなコメントを見て他人を羨ましがったり、本当は付き合いたくない悪友とズルズルと付き合いを続けたり。良くないことが起こりがちですね。
信念の大切さ
先述のように情報に躍らされたり、自分の気持ちとは裏腹な態度を取るのは、信念が揺れている状態だったり、そもそも自分の信念があまりない状態なのかなと思います。
人の情報や話に踊らされる人は、自分なりの考えや信念を持つことが重要だろうと思います。
信念というのは抽象的ですが、辞書には、「正しいと信じる自分の考え」とあります。
自分が正しいと思うことを信じ、動じないということですね。
信念と柔軟さ
その反面、信念を大事にするあまり、排他的というか、自分の考えに固執してしまい、他の人の意見を受け入れないのも問題ですね。
信念が凝り固まってしまうと、頑固になってしまいそうです。
だから、自分の信念の扱い方に関しては慎重になった方がいいのかなと思ったりします。
『これ』と決めつけてしまうと、それ以外の選択肢が見えなくなることもありますし、他の可能性を排除してしまうかもしれないです。
そうならないためには、『人の話をじっくり聴くこと」や、『一度自分を引いて観る』などすることが大事なのかなと感じます。
客観的な意見を聞いてみることも大事なんだろうと思います。
実際に人と話をしてみると、自分の考え方や物の見方が狭かったとか、独善的だったいうことも多いですからね。
信念と寛容さ
また、自分の信念と違う人に会った時に、相手に自分の信念を押し付けるのも問題かなと思います。
自分の考え方と、相手の考え方が違っても、非難したり、強要しないことかなと思います。
自分の信念を相手から変えられようとすると誰でも反発するように、反対に、相手の信念を変えようとするのは問題かもしれないですね。
自分と同じような考え方をしている人などほとんどいないので、違いを受け入れる寛容さも必要なのかなと感じます。
自分の信念を固持しようとすることで、他者に迷惑を掛けたり、不快にさせるようなことをしない方が良いということですね。
柔軟性と寛容さを持った信念を持つ
信念を持つことはとてもとても大事だけれども、そればかりに捉われると心の柔らかさを失いがちなので、信念を持ちつつも、柔軟な考え方と心、寛容さを持つように努めることが大事なのかなと思います。
今回は「信念」について少し考えることがあったので、記事にしてみました。
ただ、これは私が最近分かったことですが、柔軟さや寛容さにもデメリットがあるように思います。
相手の信念が強すぎると、こちらがその人に柔軟かつ寛容な態度で接すると、自分の考え方に100%賛同してくれたと勘違いすることもあるようで、相手が自分に気を許したと感じ、一気に自分の信念で人を染めようとすることもあるようです。
本人にはそういう自覚はない場合が多いようですが、そういう人に出会った時は、少し距離を置く必要もありそうです。
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