よく『仕事は選ばなければいくらでもある』という人がいます。
実際に私が大学生の就活しようかと思っていた時にもよくそういう話を聞きました。
でも、個人的にそれってどうなの?と思っていました。
私の学生時代は圧倒的に仕事がない時代でしたが、正直、『仕事は選ばなければいくらでもある』に関しては、『無茶言うなよ』と思っていました。
それでも、大人の意見なので、そうなのかな~?と思いながら少しは動いてみましたが、どうもしっくりきません。
多分、これは言う人の立場や、あんまり人の人生を真剣に考えない人の言葉(アドバイス)なんじゃないかと今考えると思います。
あれから20数年。やっぱり個人的には仕事は惰性で決めるのではなくて、選ぶべきだと思います。

仕事は選ぶべきだと思う理由について
仕事は人生の一部
一日の3分1ぐらいが仕事の時間になることを考えると、どう考えても仕事は真剣に選んだ方が良いのかなと思います。通勤時間などを含めると、もっと長くなる場合もありますね。
考えるだけだと行き詰まるので、動きながら考えるというのが良いかもしれないです。
サラリーマンなら、給料がある程度決まるでしょうし、住む場所まで決まってしまいます。
と言っても、その会社や組織が合わない場合もあるでしょうから、その時は、もう一度真剣に仕事について再度考えてみる。
仕事で同じ8時間位を過ごすなら、漫然と過ごすよりも、何か仕事から楽しみを見つけたり、将来のスキルや経験になることをどんどん吸収していく方が良いのかなと思います。
それが積もり積もると、将来的には随分大きな差や力になるんじゃないかな~と個人的には思います。
こんな人は仕事を選ばない方がいい
ただ、こんな人は仕事を選ばない方が良いという方もいます。
それは、「本当にお金に困っている人」。
そんな人は、ひとまず何でも良いので日銭が稼げる仕事をすべきだと思いますね。
お金を稼ぎながら少しずつ基盤を作って、ステップアップしていけば良いのかなと思います。
もし仮に今の境遇があんまり良いものではなくても、腐らずに一歩一歩前進することが大事なのかなと思います。
仕事がなかったけど適当には選ばなかった(個人談)
個人的には、私が就職氷河期世代なので、本当に当時仕事がありませんでした。
いや、正確には、選びたくない仕事ならありました。見るからにブラックそうな企業なら。。
でも、自分は選びませんでした。この仕事するくらいなら、やらない方がいいやと思い、就職は諦めて、自分の道を進むことに決めました。
途中、仕事を探そうともしましたが、日本の場合は新卒以外の採用はかなり厳しいですよね。
ですので、自分でスキルを身に付けて、会社に依存しないで暮らす道を見つけることに決めました。
今考えても、あの選択で良かったなと思います。これまで苦しかったのは事実ですが。
余談ですが、私自身、海外暮らしから帰って来た時に、現地で知り合った日本人の小さな会社の経営者にウチで働けと言われて、無理やり働かされそうになったことがあります。
経営者夫婦に食事に連れていかれて、半ば強引に。。でも、私は全然その仕事がやりたくなかったので、その人から逃れました(笑)相手が強引過ぎて引きました。人の気持ちも考えろよと思いました。その時には、もうおぼろげながら、私がやりたい仕事が見え始めていましたからね。
また、海外暮らし後に、就活していると、私が海外経験があるからと、リクルート会社がやたらと海外駐在の仕事を勧めて来られたりして閉口しました。。
いやいや、もう海外暮らしは結構ですと思っていました(笑)こちらも断りました。条件は相当良かったようですが。お金じゃないですからね・・・。
自分の場合は、常に自分の気持ちと向き合って、心が向く方向に進んで行ったという感じです。
何にしても、とにかく、人生と仕事は切っても切れないと思うので、惰性で決めてしまうのはどうなのかなという気がします。
惰性で幸運を掴む人もいないことはないとは思いますが。
時間が掛かっても自分がしたいことを探す方がいいかも
個人的には、本当に紆余曲折を経て、今の仕事をしていますが、正直、惰性で選ばなくて良かったなと思います。
今は自分で仕事をしているので、自分で時間の管理が出来ますし、特に不満もないです。
そこまでは難しいかもしれないですが、長い人生なので、時間は掛かるかもしれないですが、できることなら、自分がしたいことや、楽しいと思える仕事に出会えると良いのかなと思いますね。
まとめ
今回は仕事は選ぶべきだと思う理由について考えてみました。
月並みですが、「一度きりの人生」なので、できれば自分が楽しいと思う仕事をしたいですね。