小さなビジネスを応援する『ちょいビズ』です。
今回のテーマは、
「商売で大事なことは小さなお金を大事にすること」です。
10年以上個人事業主として商売をしてきて、ようやく気がついたことがあります。
それは、『小さなお金を大事にすることの大切さ』です。
これまでは、私自身、大きな売り上げや利益に目が行きがちでしたが、最近小さなお金がいかに大きなことなのかを実感しています。
確かに大きな売り上げの方がインパクトはありますし、実際にそのような売り上げのお陰で生活が成り立つのは事実です。
でも、これまでいろいろと苦労してきて感じるのが、「小さなお金でも積み重ねると大きい」ということです。
以下そのことについて詳しく書いてみます。
100円単位のお金の重み
例えば、300円とか500円というお金は、日常的に簡単に使ってしまうお金です。
おやつでも買えばすぐになくなるお金です。
また、商売において、300円とか500円という売り上げは一見すると大した額ではないように感じます。
『たった300円』と思いがちです。
でも、私自身、お店を始めてから100円単位の重みを非常に実感するようになりました。
例えば、100円のものでも20個になれば、2,000円です。
月に同じペースで毎日その数が売れれば6万円になります。
6万円という数字が大きいか少ないかは、個人差があるとは思いますが、年間に直すと72万円になることを考えると、やはり結構大きいかなと思います。
1000円以上のものを買うのは少し抵抗があったとしても、100円のものなら、案外人は何も考えずに購入するものです。
そういう小さなものでも拾っていく。
その積み重ねが案外大きいように思います。
個人的な考え方としては、簡単に100円単位の商品を切り捨てないことが大事ではないかということです。
「塵も積もれば山となる」。
まさにその言葉通りです。
正直、これまで私自身、このことについてないがしろにしていました。
しかし、その小さなお金の蓄積のお陰で、ちょっとした買い物ができたり、はたまた、将来のための投資に充てることができると考えれば、案外馬鹿にできないと思います。
まとめ
大きな取引のみを是として、小さな取引を軽んずるよりも、どちらも同じように大事にすることが商売の成功の近道なのかなと感じているところです。
ご参考まで。