私自身、個人で自営業を始めてそれなりに長くなりますが、お客さんとの接し方には色々と試行錯誤してきたように思います。
私のお客さんは、ネット完結、対面の両方がありますが、ネットの場合は日本国内(昔は海外も)が中心、対面は近隣の方と大きく分けて2タイプです。
最初からそういう風に決めていたわけではなくて、段々やっているうちに自分のスタイルに合うように変化していったという感じです。
もしかしたら、これからもその対象は変化していくかもしれません。
商売とお客さんとの関係性
ターゲットを明確に
商売を始めた頃は、そんなにターゲットが明確だったわけではなくて、ぼんやりとした感じでした。
でも、長く続けることで、こういうところにニーズがあるんだなというのがわかってきたので、そちらに向けて商品やサービスを提供するようにしています。
逆に言うと、ターゲット以外のことは全くやらないぐらい徹底しているので、対象は明確なのかなと思います。
よく、あれもこれもやりたがる人がいますが、それをやれるのは、大手企業ぐらいのもので、個人零細の場合は、徹底的にターゲット絞った方が良いのではないかと思います。
それでも、やっていくうちに、それまで見えなかった色んなニーズが見えてくるので、もし余力があれば少しぐらい広げてみても良いのかなとは思います。が、基本のターゲットはブラさないことかなと思います。
トラブルを回避できるようにする
トラブルを回避することも大事なことかなと思います。
仕事にはトラブルが付き物かと思いますが、でもそのトラブルは極限まで減らす努力はした方が良いのかなと思います。
というのも、個人や小規模な会社がトラブルを背負い込むのは正直キツイのかなと思います。
仕事は自分のやれる範囲のことしかしないですし、もし少しでもトラブルの種になりそうな点がある場合は、未然に防ぐ仕組みや文書などを用意するようにしています。
基本は身の丈に合ったことをすることが大事なのかなと思いますね。
また、あまりにも無茶な要求をしてくるお客さんは遠ざけるようにしています。
そうじゃないと身が持たないですよね。
また、こちらにもお客を選ぶ権利もあるのかなと思います。
自信がない仕事は請けない
それから、自信がない仕事を請けないことも大事かなと思います。
人から頼まれたからと言って、渋々やりたくない仕事や、ちょっと自分には難しそうな仕事を請けてしまうと、後で問題が起こりやすいのかなと思います。
私自身も、気乗りしない仕事を請けて失敗したことは何度もありますし、一度なんか、電話口で物凄い声で怒鳴られたこともあります。
こういうことがあったので、懲りて、それ以降は身の丈に合わない仕事は請けないようにしました。
そうしないと、時間の無駄になるばかりではなく、自分の自信の喪失にも繋がるのかなと思います。
自分がやれる仕事をやるというのが大事なのかなと思いますね。
基本的にはビジネスライク&フランクに接する
個人的には、仕事なのでお客さんとの関係は、ビジネスライクな接し方をしています。
情が入るとかえってよくないことが多いのかなと思います。
それでも相手も人間ですし、それぞれのお客さんにいろんなバックグラウンドがあるので、当然きちんと話はしますし、礼儀にも気を遣います。
ただ、お客さんと飲みに行ったり、ひいきにし過ぎたりというのは基本的にはしないようにはしています。
そうすることで、仕事を断りにくくなったり、不利な条件を出されて渋々請けなければいけないということがないようにするためです。
適度な距離感は大事ですね。
口コミサービスは利用していない
私の場合は、一応小さな店舗もあるのですが、実はグーグルマイビジネスなどの口コミサービスをあえて利用していません。
だって、良いも悪いもダイレクトに相手の反応を受け止めるには個人というのはちょっとキツイかなと思うからです。
しかも、私自身、店舗に常駐しているわけではないですので。
私自身、何かのサービスや商品を買う時は口コミを参考にはしますが、自分自身に評価を下されるのはちょっとストレスになるかなと思っています。
個人が出来ることには限界がありますから、評価はできるだけ受けたくないですね。
集客にはつながるのでしょうが、ネットのクチコミサービスは諸刃の剣かなと思います。
ただし、対面で接客した際は、真摯に対応しているつもりですし、基本的には軒並み満足頂いているように感じます。
対面で評価頂いた方が何か健全な気もします。
まとめ
今回は、商売とお客さんとの関係性について考えてみました。
私自身、個人でやっている自営業なので、実際のところ、時間と接客についてはよく考えています。
というのも、変な話、いくら頑張って接客してもお金にならなければそれは商売としては良いことではないですし、非常に効率が悪いと思います。
個人的には、接客とその効果についてはしっかり考えないといけないのかなと思います。